アフリカンフェスタ2004(その2)

(2004.5)

モロッコの羊肉と野菜のクスクス

今年は去年と比べて食べ物関係のコーナーが充実しているみたい。

そこで、今回はモロッコの羊肉と野菜のクスクスを食べてみました(500円)。

クスクスというのは簡単に言うと粒パスタ。

それに大きな羊肉と野菜がゴロゴロと乗っかっています。

野菜は人参とピクルスと……右下のはジャガイモ、と思っていましたが、これはなんと大根。

いずれもよく煮えており柔らかく、かつ微妙な歯ごたえがあります。

クスクスそのものは……好みもあるだろうけど……私的にはちょっと食べるのが大変でした。


モロッコミントティーセレモニー

会場には、コーヒーとお茶のコーナーがあって、コーヒーはエチオピアンコーヒー、お茶はモロッコミントティーが飲めます。

右画像は、モロッコミントティーの茶器。全然使っていなかったので、飾っているだけのようでした。

モロッコミントティーのコーナーでお茶を淹れていた女性に、噛んでみろとミントの歯を渡されました。

葉っぱをちぎって食べるという経験自体あんまりないものだけど、食べてみたら、なるほどのミント味。

おいしい!そして口の中がすっきり!

そしてこれがミントティー。

香りもいいし、さっぱりして美味しいです。


期せず今年は個人的にモロッコ特集みたいになってしまいましたが、ついでにモロッコの大使館ブースで買ったもの。

「ファティマの手」(700円)。
ピカピカしていて綺麗だけれど奇妙な模様や形が妙に気になって購入。

これってどういうものだろう???
ブース内にいた、おそらく大使館の人であろう人に、聞いてみました。

「これはおまもりです。ファティマというのは、あちらのある有名な預言者の娘さんのことで、おまもりになるんです。」
「預言者自身ではなくて、娘さんなんですか?」
「そうです。」

イマイチよくわからなかったので帰ってから検索してみました。
・・・・・・ある有名な預言者って、「マホメット」の事じゃないか!なんでそんな持って回った言い方するの!?

ファティマさんと言う女性は献身的で敬愛されていた女性で、「ファティマの手」はまさに「救いの手」であり、イスラム教シーア派のなかで、自然に御守となっていったものなんだとか。

なんか、粗末に出来ないもの買ってしまったなぁ…。