(2004.9)
今回食べてみるものは、 豆乳花 パッケージには、豆乳花にトールーファとルビが振られている(たぶん北京語読み)。 台湾・香港のデザートだ。200g入り、210円で購入。 |
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ぷるぷる |
製造者: 宮城製粉株式会社 かなり前、香港に遊びに行った時に、一度、豆乳花なるものを食べた事がある。尖沙咀にある喫茶店みたいな店で、バケツみたいな容器でドーンと出てきて、そこから各自自分で好きなだけすくって食べるというもの。 この宮城製粉株の豆乳花を見たとき、その事を思い出し、その時の味も忘れているので(というより、屋台で散々変なもの食べて味が既にわかんなくなっていたと思われるのだが)、食べてみる事にした。 さて、上蓋の中央に印刷されている説明:
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↑ではパッケージを開けてみる。 冷やして食べるようなので、冷蔵庫でめいっぱい冷やしておいた。 てっきり、このカップにそっくりそのままプリンのように豆乳花が入っているものとばかり思っていた。 それから折り畳み式のスプーンが一緒に入っていた。国産の食品で、折り畳み式スプーンは初めて見たぞ。 紙カップに開けて、黒糖みつをかけてみた。→ ちょっと舐めたが、黒糖みつは甘い。 |
写真はイメージです。 イメージどおりにはいかないものよのう。 |
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豆乳花は、豆腐っぽくなくてプリンのような柔らかさ。固まってはいるが、ぷにゅぷにゅぷにょぷにょだ。 では食べてみよう。 食べて最初に感じるのは、この豆腐のぷにゅぷにゅぷにょぷにょ食感と、大豆のほのかな甘みだ。そして、時々黒糖みつが集まっているところが舌に触れて強い甘さを感じさせる。 |
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豆乳花→黒糖みつ→豆乳花→黒糖みつ……が、弱い甘み→強い甘み→弱い甘み→強い甘み……となるのだ。大豆のほのかな甘みが、黒糖みつの強い甘みに埋没してしまいそうなものだが、そうなることもなくしっかり自己主張している。むしろ、黒糖みつの強い甘みが大豆のほのかな甘みを引き立てている印象さえある。 パッケージに印刷されている説明では、豆乳花の食感と黒みつの甘さがよいとなっているが、実際はそうではない。食感と黒糖みつの甘みと大豆の甘みが織り成すハーモニーを味わうものなのだと思う。 もし、プリンやケーキのような本当に甘いデザートを食べたくて、黒糖みつの文字につられてこれを食べようとしていたのなら、甘みが足りなくてちょっとがっかりするかもしれないね。 |