(2004.11)
この画面を見ているアナタ、牡蠣が食いたくなったでしょ! |
実りのフェスティバルの話の続きである。広島県のブースでの出来事だ。 冷蔵庫に生牡蠣が置いてあるのが目に付いた。 買って持って帰るのはちょっと無理かなーと思った。実りフェスのあと、別な予定を考えていたため、家に辿り着くまでにかなり時間がかかる。 すぐ諦めて、冷蔵庫を離れようしたとき、売り子のおねえさんが話しかけてきた。 |
|
以下、その概要。
(10秒くらいの 間)
(また、5秒くらいの 間)
広島ではそれが普通の事なのかもしれないけどさ。 山手線か中央線電車の中でいきなり鞄の中から、殻付きの生牡蠣を出して食べてたら………………それはそれで面白いかもしれないが、少なくとも私にそんな勇気はない。 ここで、横からもうひとり売り子のおばさん登場。
途中から説明聞いてませんでした。すいません。
ああ、言ってしまった。まぁいいか食べちゃえ。
ここで食ってけと言っておいて、楊枝かよ!と突っ込みたかったが、無理を言ってもしょうがないので、それは止めた。
そんな、ここで食ってけと言っておいて。
1000円渡して、袋を受け取った。 ・・・・・・というわけで、唐突にも生牡蠣を食う事になった。 |
かなわ オイスターヌーボー |
言われた方向に行くと、休憩所があって、その一角の椅子に腰掛け、袋の中身を取り出した。 パッケージに説明の紙切れがついている。 |
18ヵ月物のかきをさらに、殻付かき用として選別 |
牡蠣の学名がわかったところで、食べてみよう。 殻にはフジツボがびっしりだ。 さっきの説明の紙に、水道水の流水で表面の海水を洗い流せと書いてあるが、ここでそんな事言われても無理なので、無視。 さらに、会場の休憩所で、一人ぽつんと、ひたすら生牡蠣のみを食っている男がいるという、シュールな光景が展開する事になるが、それも無視。 味付けは、海水の塩味だけということになるのだが、牡蠣そのものの味がねっとりと濃いため、レモン汁なんてかけなくても美味い。 採れたての牡蠣を海水で洗ってそのまま食べる……漁師さんじゃないとできないようなことができてしまう。 これって、非常に贅沢なことだ。マジでうまいっす。
|
→ ← |
さて、生牡蠣を食べていると、貝の上で、フニフニ動くものがあって、どきりとさせられた。 フジツボが生きてる! 開いたり閉じたり、泡を吹いたり、触手を出したりしている。 上画像のフジツボだけではなくて、貝一枚あたり、生きているフジツボが1〜2匹くっついている。この牡蠣の新鮮さを語る証人だ。 |