(1998.6)
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WIRED8月号に「アポロというビールについて掲載があった。アメリカからの輸入ビールである。 フランス・ブルゴーニュ地方のワインメーカーであるボワセ家の醸造技術が生かされ、アメリカン・オークの新樽で丹念に熟成させているらしい。そこで、捜して買って来た。「ラガー」と「エール」の2種類があるらしいが、「ラガー」しかみつけられなかった。 瓶はブルーで、三日月とアポロロケットの絵が描かれ、けっこうかっこいい。 |
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グラスに注いでみる。 (写真のグラスは、ブレンディを買うと付いてくる、原田知世が選んだアイスカフェオレグラス) 黒ビールのように色が濃い感じがする。 |
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飲んでみる。苦い。よくある地ビールの味だ。それでも、飲みやすい方だと思う。苦みは、グレープフルーツのような苦みである。 う〜ん、これだったら、僕は黒ラベルのほうがいいや。 |
さて、かっこいいこの瓶であるが、リサイクルについては考えられていないように思う。瓶は肉薄であり、銘柄、メーカー名、バーコードなどは直接瓶に印刷されている。それに瓶にブルーの色付けがされている。もっと、リサイクルのことを考えるべきだ。こんなとこまでワインの技術を受け継がなくてもいい。(あまり知られていないが、ワインの瓶は、全くリサイクルされていない。) 逆に、国産メーカーも、もっとかっこいい瓶に入れて売ればいいと思う。アサヒ(スーパードライ)がアルミ缶の代替として、容易にリサイクルできるスタイニーボトルというのをだしたが、やはりデザインは従来の伝統(?)を受け継いでいる。 瓶のデザインの良さとリサイクルは別問題で、両立できる筈だ。日本のメーカーなら、きっとそれができる(と思う)。 |