続・本物インドカレーを食べる(その2)

(2005.6)

次に、

「カテージチーズのお団子カレー」と「グリーンピース・ピラフ」
Mughlai Kofta Curry with Peas Pulao

を食べてみる。

先程の、豆団子は辛口だったが、これはマイルドとおなっている。

うむ、これも楽しみだ。

パッケージの構成は豆団子と全く同じ。ごはんとカレーが分けて入ったパックと、スプーン。





←同じく、レンジアップ2分だ。

グリーンピースピラフは、かなりパサパサしており、カレーの汁をかけても、なかなかしっとりとはならない。うむむ・・・。

カテージチーズのお団子とのことだが、チーズという感じはせず、やはり肉っぽい。

カレースープはマイルドというだけあって、それほど辛くはない(辛いことは辛い)。ちょっと油っぽいかな。


それにしても、このカレーとカレー用ごはんがセットになってるのは便利だな〜。日本の会社でも日本人向けのカレーとバターライスか何かでやらないかな。

戦闘糧食のように、それだけで完結してるってのがいいよね。電子レンジ要るけど。

(戦闘糧食については、当サイト内の秘密コーナーに記事がある。ホームページからリンクされているので、探してね!)


さて、余談である。

インド館の2階でこのカレーを買って、2階の中央付近にあるベンチのところで、荷物の整理をしていると、2人のインド人が近付いてきた。

見ると、長さ1メートル幅60センチくらの大きさのアルミ製ケースを、2人で私の近くへ運んできているのである。傷だらけで、かなり年季の入ったアルミケースだ。


グローバルコモン1 インド館

2人のインド人は2言3言言葉を交わした後、1人が私の向かってこう言った。

インド人 「コノケース、ホシイカ?」
「!?」
インド人 「コノケース、ワレワレイラナイ、イルカ?」
「いらないよっ」
インド人 「コノケース、ステル、ホントニイイカ?」
「いや、いらないって」

どうも、商品の運搬に使った後、不要になったが、捨てるのは惜しいと思ったらしい。
まぁ、その気持ちはわかる。けっこう立派で頑丈そうなケースだ。

でも、普通そんなこと客に聞くか?だいたいそんなばかでっかいもの貰って、俺はその後どうしたらいいんだ?それ抱えたまま万博観光した後、それ抱えたまま新幹線乗って東京まで帰るのか?

結局、2人のインド人はそのケースをどこかに運んでいってしまった。

ニホンジンには「もったいない」の精神があるんじゃなかったのか? そう思われてしまったかもしれない。