じゃがポックル

(2005.9)


「『じゃがポックル』買ってきて。」

夏休みに私は毎年北海道へ帰省しているのだが、その帰省を前に、職場で何をお土産として買ってくるかが話題となった。

「『じゃがポックル』?何それ?」

聞くと「じゃがポックル」とは、ジャガイモを揚げた菓子で北海道土産として人気でしかも入手困難らしい。

そんなの、全然知らなかったぞ。


3箱ほど確保

それで、北海道滞在中のうちの丸一日を使って、お土産屋さんを何軒か周ってこの「じゃがポックル」を探したのだが、さっぱり見つからない。

辛うじて一軒見つけたが、そこにあったのは、透明なアクリルケースに入っているサンプルだけで、在庫は全く無いという。予想以上に入手困難なのだ。

その時点ではっきり言って諦めていたのだが、最後の最後で空港で売られているのを発見。でも「じゃがポックル」の箱を立てて値札を付けて置いてるだけで、在庫が見当たらない。ひょっとしてココも在庫切れなのだろうか。

私 「これ、在庫ありますか?」
店の人 「ありますよ、何箱必要なの?」
私「・・・・・・3箱」

すると、店のあちらこちらから一箱ずつ出してきて3箱揃ったではないか。

なんで、そんな店の方々に一箱ずつ隠してあるの???

そんなところからも、この「じゃがポックル」の人気が窺い知れる(恐らく、まとめて積んで置くと買い占める人がいるんだろう)。

私 「いやぁ、これ買って来いって言われててさ。」
店の人 「いつも売り切れてるんだけど、今日はたまたま入荷があってよかったねー。」


前置きが長くなったが、今回は、この「じゃがポックル」を食べてみるよ。

POTATO FARM
じゃがポックル
オホーツクの焼き塩味
(自然海塩使用)

製造者:カルビー株式会社 千歳工場
北海道千歳市北信濃779-4

200g(20g×10袋)入り 840円で購入。

箱の中に説明書が入っている。要約すると、

・サクッとうまい!北海道から生まれた新食感ポテト。
・厳選されたじゃがいもで皮付のままカットし、低温でじっくりフライする独自製法。
・サロマ湖の汽水域から作られたオホーツクの焼き塩を使用。
・「じゃがポックル」の名称はアイヌ伝説のコビト「コロ・ポックル」から。

なるほど、なるほど。

では食べてみる。

←見た目は、普通の「ポテトフライ」だな。

で、ポテトフライと全く違うのがサクサクした食感なのだ。ポテトチップのようなクリスピーな食感。

味付けは、カルビーのポテトチップのそれと良く似ているが、薄切りではないのでじゃがいもの味がしっかりしている。程よい塩分がじゃがいもの味を良く引き立てていて、これはけっこう美味しいかも!

北海道にお越しの際は是非お試し下さい。