オランウータンごはん

(2006.2)

多摩動物公園に行ってきた。

通称、「たまどう」だ。

なぜ、たまどうに行って来たかというと、あるものが食べられると聞いたからだ。

その、あるものとは!?

すでに見出しでお分かりの通り、「オランウータンの食事」である。

動物園に入って、真っ先に食堂に向かうのもなんだかアレなので、動物を見てまわろう。

←ライオンバスから見たライオン。

迫力あるぞ。

なぜか、半端な位置に座っているウサギ。

おしり、スースーしないのかな。


体験メニュー
オランウータンの食事

たまどうの園内食堂は、入り口を入って、右手奥の「アフリカ園」にある。

そのアフリカ食堂で、早速「オランウータンの食事」を注文しよう。値段は、「パンダかゆセット」と同じ、680円。



注文し、暫く待って出てきたものは、大きなランチボックスの上に、バナナとリンゴジュースを載せたものだった。

←ランチボックスの中はこんな感じ。

それと、おしながき。

ちょっと読んでみよう。

★マレー語で「森の人」という意味をもつオランウータンは、果物が大好きで、野生では熱帯雨林に育つマンゴーやドリアン、イチジクや、木の若芽などを食べてくらしています。

★この「体験メニュー“オランウータンの食事”」には、多摩動物公園で餌として与えているものと同様に、食パン・バナナ・オレンジ・ヨーグルト・さつまいも・レーズン・にぼし・落花生などが入っています。どれも多摩のオランウータンの好物ばかり。同じものを食べて仲間意識を高めましょう!?

では、仲間意識を高めることとしようか。



「オランウータンの食事」の全貌

おそらくこれがメインディッシュ。
煮干し、落花生、干し葡萄。
なぜか、干し葡萄がやたら美味しかった(笑)

煮干しは、普通の煮干し。
煮干しをまるまんま食べたのは今世紀初めてだ。

小松菜を茹でたもの。
味付けはされていない。
彼らは生で食べるんだろう。

さつまいも3片。
一応、蒸かしてあるが、これもそれだけで手は加えられていない。
あまり筋張ってはおらず、皮も柔らかいので、皮ごとバリバリ食べられる。

バナナ1本。
普通にバナナ。

食パン1枚。それを三角に2つに切ってある。
ブルーベリージャムが付属。
イースト菌の香りがプンプンしていた。

オレンジ。0.5個。
味は、甘かったっす。

Minute Maid RED & GREEN APPLE
早い話が、リンゴジュース。
おそらく彼らには、ジュースではなくて、リンゴがまるまんま出るんだろう。

ヨーグルト無糖タイプ。
この味は明治ブルガリアヨーグルトだと思うのだがどうか。

食べてみた感想としては・・・とってもヘルシィー(笑)

正直言うとヘルシーすぎて、ちょっと物足りなかった。でも、こんな食事を毎日続けていれば、きっと長生きできるんだろうな。

さて、仲間意識が高まったところで、その仲間に会いに行こうと思ったのだが、オランウータン舎は、食堂からだと、園の反対側、アジア園の西の端にあるのだ。

順に動物を見ていたら、辿り着く前に閉園時間になっちゃったよ!

春になったら、ゆっくり会いに行きます。


右写真は、チンパンジーの親子。

母のサザエさんと娘のタラちゃん ワカメちゃん ミルちゃん。

片時も毛布を離さないのがかわいい。