NASCA

(2006.3)

ナスカの地上絵を見に行ってきた。

場所はペルー。

じゃなくて、上野の国立科学博物館だ。
特別展が開催されているのだ。(2006.3.19)

特別展 世界遺産 ナスカ展
 ―地上絵の創造者たち

2006.3.18〜6.18
国立科学博物館(上野公園)

http://www.kahaku.go.jp/
http://www.tbs.co.jp/nascaten/

展示の内容は、当然撮影禁止なので、上記のWEBを参照するか、右の2枚の写真(外看板とチケット)を見て想像してくれ。

ちなみに、この展示の目玉は2つある。
ひとつは黒い瞳をもつ1300年前の子どものミイラとその研究結果。
もうひとつは、3261mm×10566mmの大画面「VRシアター」で見る、ナスカの地上絵のCG遊覧飛行だ(VR:バーチャルリアリティ)。

ちなみに会場の新館のまえでは、なんとけっこう長い待ち行列が。入場できるまで15分くらい待った。
日本人がこんなにナスカ好きだったなんて、全く知らなかったよ。





ところで、見学後ミュージアムショップで、お菓子を買ってみた。

←見ての通り、ナスカのお菓子だ。

って言うと、なんか凄そうだが、その正体は、サブレと饅頭だ(笑)


ナスカサブレ

販売者:(株)アートステージ

製造者:マイアミ製菓(有)
神奈川県藤沢市片瀬3-16-8

ナスカなのに、マイアミって!という突っ込みは置いといて、マイアミ製菓は人気の湘南みやげ、「江ノ電サブレ」を作ってるお菓子屋さんだな。

パッケージは、金ぴか。

中には、サブレが3枚。(プレーン2枚、ココア1枚)

表面には、ナスカの地上絵の「コンドル」の模様が刻印されている。

歯ごたえはサクサク。味はそれほど甘くなくてちょうどいい。


NASCA カステラ饅頭

販売者:(株)アートステージ

製造者:松栄食品販売株式会社
東京都足立区千住河原町41-14

製造者の松栄食品販売(株)をぐぐってみると…鉄腕アトムや、とっとこハム太郎、リラックマなどのキャラクターの人形焼をいろいろ作っている会社のようだ。

あ、そうか。

品名に「カステラ饅頭」って書いてあるけど、これは早い話が人形焼。

でもなぁ、モノがナスカの地上絵なのに人形焼とはなぁ。

ナスカ人もまさか、1300年後に地球の裏側で、このようなお菓子になるとは思ってもみなかったに違いない。

地上絵コンドルの焼印がされたものが4つ。

ハチドリのが2つ、NASCAの文字が2つ。

味は、みての通りの人形焼の味。んんー、普通に美味しい。


もう、なんでもありだな。

まぁ、1300年も経っていれば、ナスカの地上絵の著作権も切れてるだろうし…(笑)

でも、ナスカの地上絵で、サブレと人形焼ですか?
と最初は思ったのだが…(ちなみにナスカの地上絵金太郎飴も売っていた)。

でも、良く良く考えてみると、こういうお土産を商品として用意するのは、非常に重要なことなのではないかと思う。

他にお土産としては、絵葉書やら文具やらTシャツやら装飾品やら売っているが、それは展示を見た人が、その興奮さめやらぬうちに買うものであって、展示を見ていない人が、御土産として貰っても何も面白くないだろう。

サブレや人形焼なら、家で待ってるおばーちゃんでも、きっと喜んでくれるに違いない。