カエルカレー

(2006.6)

私が日頃読んでいるウェブサイトに、日経新聞日経プレスリリースというページがある。特に食べ物関係の新製品のチェックや、飲食関係のイベントのチェックに非常に便利だ。

さて、その、サービス>飲食 カテゴリのところで、一つの記事が目に付いた。

横濱カレーミュージアム、日本最古で明治時代のカレー「カエルカレー」を限定発売

“日本最古で明治時代のカレー”。これだけでもかなり興味が沸くが、「カエルカレー」って一体何ぞや!

このカエルカレーの販売は、この6月2日から4日までの期間限定販売。

というわけで、今回カレミューまでカエルカレーを食べるだけのために行ってきた。(2006.6.3)


(注)↑これは3年前に撮った写真

カレミューに着いたら、早速注文だ。

特に告知看板も何も出ていなかったが、メニューの本の間に特別メニューが挟まっていた。

おお、これこれ。

日本最古
「西洋料理指南(明治5年刊)のカレー」
(通称)カエルカレー ¥600 (お試しサイズのみ)
明治5年(1872年)発刊の『西洋料理指南(敬堂学主人著)』に登場するカレーが日本最古のカレー文献といわれています。
<レシピ>
ネギ、しょうが、ニンニクのみじん切りをバターで炒めて水を加え、エビ、カキ、鶏、カエルなどを入れて煮、カレー粉を加えたら、さらに一時間煮て塩で味を整え、水溶き小麦粉を入れる


注文して待つこと数分・・・来た!(笑)


カエルカレー

お試しサイズ(0.5人前)なので、ちょっと小振りのお皿。
でも具がやたらいっぱい入っているぞ。

レシピによると、エビ、カキ、鶏、カエルが入っているはず。

どれが蛙かな?何か微妙に黒ずんだものがあったので、おそるおそるかじって見る。

……なんだ、牡蠣じゃん。

あれこれ、かじりながら結論を出してみた。
どうも、この骨付きの肉が蛙のようだ。→

鶏肉っぽいが、妙にプリプリしている。
他に鶏肉も入っているのだが、それと食感が違うのだ。鶏肉はかなり煮込まれて、けっこう硬い食感になっていたのだ。

ちなみに、カレールーは、サラサラしていて、全く辛くない。

ん〜。美味しいか美味しくないか答えるとしたら、普通かな?

以上、終。


おまけ。

カエルカレーだけでは腹持ちがしないので、お菓子を食べてみることにした。

食べたのはこれ。

カレーパンにしか見えないのだが、なんとこれがシュークリームだという。

その名も

「カレーパンにしか見えないシュークリーム」だ。

ってそのままかよ。

プチ・ヴェール パテシエ山本延行氏の創作で、カレミューのみの販売だという。(400円)

(※「魅惑のケーキ博覧会」2006年6月30日まで)

外側は、確かにカレーパンっぽい。コロッケみたいにも見える。でも油で揚げてないので、油っぽいってことはない(笑)。

シューの硬めだけどややしっとりした食感、ちょっとだけ酸味のあるカスタードクリーム。

極上のカスタードクリームをふんだんに使われているだけあって、けっこう美味しい。

ホントに終。