マヨとビールと味噌ラーメンとプリン

(2006.6)

羊羹が溜まって仕方が無い。
気が付いたら、手もとに羊羹が溜まっているのだ。

左から

マヨネーズようかん
ビールようかん
プリン羊羹
味噌らーめん羊羹

もちろん、どこからか沸いて出てくる訳ではない。変な羊羹を見つけては買い、それを消化する前にまた別な変な羊羹を見つけてしまうのだ。で、また買ってしまう。

大体、もう羊羹のことを書くのは、いい加減やめようと思っていたのだ。でもこれだけ集まってしまっては、書かなきゃしょうがないじゃないか。(笑)

では、羊羹が溜まりすぎて取り返しが付かなくなる前に(?)味見をすることにしよう。

ところで、表題の4つの単語を見て、何の事だかわかったら、その人はよっぽどの羊羹マニアだな。


全て一本420円で購入



決定版!! マヨネーズようかん

なんか良くわからんがとにかく決定版らしい。(笑)

販売者:(有)プラビル
神奈川県横浜市南区花ノ木町1-9-21-102

当サイトでもおなじみ(有)プラビルの販売だ(ニューようかんシリーズ)。

外箱には
もらってGOOD!! 食べてBAD!!
みんな待ってた!オシャレな味
とな。

食べてBADってそれじゃダメじゃん。

しかもキューピーの右手がGoodで、左手がFuck Youになっておるぞ。

パッケージを開けると、マヨネーズの香りがする(笑)

味も確かにマヨネーズの味がする。羊羹の味がもちろんベースとしてあるので、極端にマヨマヨしてはいないけど、確かにマヨネーズ味。

必要以上にカロリー高そう。


yûhi
ユウヒ 
ウルトラスィート
ビールようかん

これも、(有)プラビルの販売(ニューようかんシリーズ)。

見ての通り、スーパードライもどきの銀色パッケージだ。

スーパードライウルトラスィートに直してある訳だ。甘口のビールってどんなだよ!?(笑)

これまでで一番パッケージラベルが凝ってるね。

パッケージを開けると、ほのかにビールの香りがする。
いや、ビールの香りというか、ビールを飲んだ後の空き瓶の香りだ。

味は羊羹の甘い味だが、その中にビールの味が僅かにある。甘い味の背後に隠れて、微妙に苦い味がある感じだ。

もちろんビールのツマミにはなりそうにない。






銘菓風味絶品
味噌らーめん羊羹

パッケージの箱は同じだが、これは違う会社の販売だ。

販売者:(有)横浜観光商会
横浜市保土ヶ谷区西久保町132

銘菓風味絶品シリーズってことでいいのかな?
ということは、ニューようかんシリーズにライバル登場か!?

外箱に印刷されている説明には…
濃厚なコクと味わい。
こってりとした旨味たっぷりの
味噌ラーメンが羊羹になりました。
特に面白いことが書いてある訳ではないな。

パッケージを開けると…味噌の香りが!?

味は甘じょっぱい!味噌ラーメンスープの味がするぞ。味付けは濃いめ。

羊羹なので甘いんだけど、まるで味噌ラーメンスープの塊(?)を食べているような感触だ。


銘菓風味絶品
プリン羊羹

こちらも(有)横浜観光商会の販売だ。銘菓風味絶品シリーズ。

外箱に印刷されている説明には…
デザートの王様。
みんなが大好きなプルプルの
プリンが羊羹になりました。

プリンをようかんにするというのは、今となっては安直な気がするが、不思議とこれまでにはなかったな。

パッケージを開けると、強い甘い香りがする。これってプリンの香りかな・・・?

味もかなり甘い。プリン味と言われれば、確かにカスタードプリンの味かなと思うが、何となく杏仁豆腐の味に近い気もする。

まぁ、とにかく今はお茶が欲しい。




羊羹戦争勃発か?

ニューようかんシリーズと、銘菓風味絶品シリーズ。
銘菓風味絶品シリーズがいつから販売していたのかはわからないが、ニューようかんシリーズに正面からぶつけてきたのは明らかだ。
ラベルの貼り方こそ違うが、箱も一緒、内容量も150gで一緒、値段も420円で一緒。

ただ、味付けの方針がちょっと違う気がする。ニューようかんは、もとの白あんの味と、マヨネーズやらビールやらの味付けのバランスを取ろうとしているように思えるのだ。
一方、銘菓風味絶品は、味噌らーめん味だ、プリン味だとわかりやすいように、けっこう強い味付けになっている感じがする。

どちらが良いのかは私にはわからないが、今後どのような羊羹がリリースされていくのかは要注目である。