(2006.8)
銚子シリーズ第4回。今回採り上げるのは醤油である。 銚子はその3方を海と川に囲まれているという特殊な地形のため、湿度が高い。 ぬれ煎餅については、その誕生の店という柏屋のものを以前に食べたが、他にも複数のメーカーが製造を行っている。 ぬれ煎餅に使う醤油の製法は、当然各メーカーで秘密だと思うが、今回、銚子でも主要な煎餅屋さんのひとつである(株)イシガミの、ぬれ煎餅用の醤油を入手することができた。 ・・・と、書くとなんかスゴイことのようだが、店頭で普通に入手できるよ。 |
|
|
イシガミのぬれ煎餅焼けたかな販売者:株式会社イシガミ もともと、ぬれ煎餅をご家庭で自分で焼いて食べるためのセットが売られていた。そのセットの中に含まれている、ぬれ煎餅専用の醤油がこれ。 製造は、この瓶のキャップの色のとおり、ヒゲタ醤油(株)の協力による。 |
ぬれ煎餅専用醤油だからといって、ぬれ煎餅にしか使わないという手はない。 最初に卵かけご飯に使ってみるよう。 実は、(株)イシガミで、この醤油を使ってまず試せと言っているのが、この卵かけご飯なのだ。 早速試すぜ。 |
|
卵を割って、「ぬれ煎餅焼けたかな」をぶっこむ。ちょっと多めに入れよう。 良くかき混ぜて、白ご飯にかける。 これで完成。 ビジュアル的には何も面白くないが。 |
|
うーん、なるほどね。 コクと甘みがあるんだね。けっこう美味しいかも。 めんつゆと醤油の中間のような味だ。めんつゆのように甘過ぎることがなく、醤油のようにしょっぱ過ぎることもない。 卵と、ご飯に良く合っている・・・って言っても、醤油が卵とご飯に良く合うのは当たり前の話だが。 |
|
|
次に試すのは、納豆ご飯。 ←用意した納豆は、茨城のひげた食品(株)製造のもの。 ヒゲタ醤油とは、特に関係ないと思うんだけど。 いつも食べてるのは、スチレンや紙のパックのものだが、今回は、藁に包まっている高級なヤツを選んでみた。 |
茶碗に移し、付属しているタレは敢えて使わず、「ぬれ煎餅焼けたかな」をかける。 納豆は100グラムあるので、けっこう量が多い。だからこちらも「ぬれ煎餅焼けたかな」をちょっと多めに入れよう。 で、おおむね100回かき回す。 普通の醤油を入れたときに比べて、かなりネバネバが出てくるぞ。 ご飯にかけて完成。 ご飯の残りが、この納豆の量と同じくらいしかなかったので、もの凄い納豆ご飯になってしまった・・・。 |
|
|
納豆ご飯うまい。 (実は、納豆に付属のカラシを入れ忘れたのだが…カラシは入れたほうがいいね。) さてこの醤油、150cc入りで、200円。 それほど値が張るものでもないので、入手して料理の味付けなどに使ってみるといいよ。 |