東京の地ビール

(2006.11)

“地ビール”と言うと、皆さんはどういうものを想像するだろうか。

少なくとも私は、町興しや村興しの一環として、自治体の観光課とかが音頭をとって作ったりするものだと思っていた。

だから、東京には地ビールがないと思っていた。だって過疎で悩んでいるわけではないし、観光客だってたくさん来る。町興しする必要はまるでない。

ところが、東京にも地ビールが存在したのである。

そうだ。東京は首都であると同時に、日本一の観光地でもあったのだ。地ビールが無い訳が無かった。

そんなわけで今回は、その東京の地ビールを飲んでみたい。

・日本橋ビール
・赤坂ビール ルビンロート

どちらも、東京駅の八重洲側、大丸で購入。

右の写真を見て、勘のいい人はどこのメーカーで作っているかすぐわかるだろう。この瓶の大きさと形。


ホッピー

そこをヒントとしなくても、瓶の表面にうっすらとHoppyの文字が見えるよね。

製造者:ホッピービバレッジ(株)
東京都港区赤坂2-15-12

かれこれ4年くらい前になるが、勤め先の近くの居酒屋にホッピーが置いてあって、週に2回くらいは、赤とか黒とか中とか外とか言って、そこでホッピーを飲んでた時期があった。

最近ではめっきり飲んでおらず、気にも留めてなかったのだが、最近ではスーパーやコンビニなどにも普通に置いてあるんだね。イツノマニ!って感じだ。


では、日本橋ビールから。

地ビール 酵母入り
日本橋ビール
NIHON BASHI BEER

ラベルの背景には、大江戸日本橋をペン画で書いたような絵が描かれている。なるほど、浮世絵の流用だと安直過ぎるもんね。

そして、ラベルの脇には、「昔の味が生きている」の文字が。どういう意味なんだろうなぁ。ビール酵母入りのことをそう言っているのだろうか。

コップに注ぐと、泡がわりとすぐ消えてしまうため、見た目は炭酸の入った麦茶みたいだ。
アルコール分6%と、ビールにしてはちょっとアルコール分高め。

味は・・・濃い!? なんていうのかな…こってり系?

苦味は少なく、麦芽が濃くて、グッと甘みとコクがある。
どっしり飲み応えある感じで、一本飲んだらけっこう満足しちゃうんじゃないかなぁ。


では、2本目。

赤坂ビール ルビンロート

原材料の表示のところに書いてある「綾むらさきいも」というのが目をひく。「綾むらさきいも」って何だろう。
また、分類上はビールではなくて発泡酒になっている。

ラベルは、何か宝石の絵と円形の図案が重なるように描かれている。おそらくルビーの指輪をイメージしているのではないかと思う。

グラスに注いでみると、色はきれいな赤ワイン色。

飲んでみると・・・一体これ何?って感じだ。
ビールというより、スパークリングワイン?いや、ファンタグレープ?

日本橋ビールを飲んだ後だから余計そう思うのかも知れないけれど、抜群に飲みやすい。
ビールっぽい苦味も残っているが、メチャクチャ、フルーティで甘い。まさにジュースみたいとはこのことだ。

喉で味わうのではなく、一口一口、舌で味わうビールなのだ。これはこれで面白いなぁ。

お土産としてはいいよね。持って帰るの重いけれど・・・。