布甸楽園(Pudding Paradise)

(2000.12)

今日紹介するのは、布甸楽園である。
「布甸」と書いて、プリンとよむ。

先日JRのK駅で売っているのを見つけ、何とはなしに買って食べてみたら、とてもおいしかったので、今日また買ってきた。

製造は山崎製パン(株)
販売はキヨスクである。各280円(税込)

都内ではJR駅のうち数ヶ所の駅で販売しているようである。詳しくはキヨスクのホームページでどうぞ。(笑)


布甸 (ミルクプリン)

おそらく、このミルクプリンが布甸楽園シリーズのなかでフラグシップ的な位置付けなんだと思う。
写真を見るとただ白いだけだが、内部が3層になっていて、上がホイップクリーム、真ん中がミルクプリン、一番下がカラメルソースで、いかにも気合入れて作りましたってな感じになっている。
クリームとプリンとソースを少しづつ混ぜ、じゅるじゅる食べるのがおいしい。プリンとは言っても完全に固まっておらず、少々ゆるいのだが、そのゆるさがまた良いのだ。


富杏布甸 (杏仁プリン)

写真だけ見るとミルクプリンとさほど変わらないように見えるが、食べてみると違う。
味は、杏仁豆腐というよりは冷たくないバニラアイスのような味だ。バニラの香りはしないが。
下記の黒胡麻プリンもそうなのだが、プリンというよりはクリームを舐めているような感じだ。


芒果布甸 (マンゴープリン)

マンゴーの味がする(笑)。マンゴージュースをそのまま固めたような味。味はとても濃いがあっさりめな感じもする。
他の3つが、クリームっぽい感じがするのに対し、このマンゴープリンが一番プリンらしい。するすると口の中に入ってくる。


黒胡麻布甸 (黒胡麻プリン)

予想以上にクリーミーである。味は黒胡麻アイスクリームのような味だ。(それじゃ説明になってないか。)
まぁ、とにかくすごく胡麻の味がする。
ダンゴに塗って食べたらおいしいんじゃないかと思えるくらい、すっごくゴマ(笑)な味なのだ。黒胡麻をふんだんに使ったことが売りのようだが、私が思うにふんだんに使いすぎ(笑)。
日本茶が合いそうだ。


杏熱布甸 (しょうがとブラックタピオカのプリン)

冬期限定である。
パッケージに貼られている帯が他の4つと違うのはそのためであろう。
このプリンはなんと温めて食べるタイプのプリンなのだ。
茶碗蒸し風?

電子レンジで1分間加熱する。

生姜の香りがぷーんとする。
味は、茶碗蒸しというよりは湯豆腐だ。また、上に載っている赤い実は、クコの実である。
底にブラックタピオカが沈んでおり、もちもち感が楽しめる。

上記4つのプリンを食べた後だからかもしれないが、甘味は薄い感じだ。


さて今回、一気に5個プリンを食べたのだが、この中で個人的に一番お勧めなのが、ミルクプリンである。
280円はちょっとお値段高めだが、かなりおいしい。

それにしても一気に5個は甘ったるいしなんだか気持ち悪い。皆さんは、1回1個にしておきましょうね。(笑)