ブラジルごはん(その2)

(2007.9)


“神の見えざる手”

おそらく、昨年のブラジルフェスで、一番売れていたのが、肉の串焼きだったのだろう。だから、今年はウチでもやるべってことで、どこもかしこも肉になってしまったと想像できる。

で、面白かったのは、そのせいで価額競争が起きていたことだ。


400円→300円

エスペチーニョ デ カルネ


400円→100円


ANTI-COXA C/ OSSO

どうも、各ブースは串焼きの肉を400円〜500円程度で売りたいと考えていたようなのだが、どこもガムテープやマジックで値札が書き換えられ、200円〜300円程度になっていた。

上写真の串焼き肉は400円が300円に、骨付き鶏肉は400円が100円に値引き。

100円だなんて、普通にスーパーで買うより安い。イッツ 代々木公園マジック。



ブラジル風揚げパイ

あれ?挽肉は?

肉以外の、ブラジルらしいものはないかと探して買ってみたのがこれ。

パステル デ カルネ(ブラジル風揚げパイ)

中に、挽肉が入っているとのことだったが、食べてみると、ほとんど中空。
確かに挽肉は入っていたが・・・・これって普通、入ってるって言うかな・・・?

カレーっぽい盛り付け方をしている料理があったので、それにもトライしてみる。

フェイジョアーダ

見た感じは、完全に汁粉withごはんだ。
汁粉っぽく見えるのは、実質は、ブラジル風煮込み。塩っけがある。

汁粉っぽいと思って油断していたら、骨付きの豚肉が入っていたよ。

この料理は、奴隷として連れてこられた黒人が、白人食べずに捨てた豚足や尻尾、モツなどを拾ってきて、黒豆と一緒にじっくり煮込んで食べたのが発祥で、コレが旨くて、今では黒人だけではなく、白人も食べるようになったとのこと。

料理に歴史ありだね。

おがくず(?)みたいに見えるのは、芋を挽いて炒った物。ほのかな甘みと香ばしさがあって、少しずつまぶして食べるとうまい。


本日のお持ち帰り

お菓子を3袋500円で購入。

・タピオカビスケット(チーズ味)
・タピオカビスケット(玉ねぎ味)
・ココナッツマシュマロ

まだ食べてない。どんな味か楽しみだ(特に玉ねぎ味のやつ)。