やはりさんまは目黒に限る(その2)

(2007.9)



焼きさんま

一度に250尾焼けるというロングコンロで、サンマが次々と焼かれる。

その傍らで、私たちは焼きあがるのをじっと待つのだ。

しかし、それが熱い。とにかく熱い。
ただでさえ日差しが強くて暑いのに、コンロの熱をもろに浴びるので、じっと待ってるのも大変だ。
とはいえ、焼き手の皆さんは、ボランティアでこの熱いのを長時間耐えて、焼く作業をされているのだ。頭が下がる想いである。(私にゃ無理だ)

ところで左写真、焼き手の皆さんが皆ゴーグルを付けているのがわかるだろうか。
これはもちろん、サンマの脂と煙から目を護るためのもの。

でも、これは後ほど実行委員会の事務局長さんから伺った話であるが、どんなにビシッと目を防護しても、それでも目を痛めてしまうのだそうだ。ますます頭が下がる。



ひきかえました

美味しいね。

気仙沼港に水揚げされたばかりの、鮮度の良いサンマ。
塩焼きの塩は、海水から釜で作った手作りの天然塩。
それを炭火でじっくりと焼く。
臼杵産のカボスを絞る。

これで、美味しくない訳がない。

この祭りに参加して、サンマの美味しさに目覚める(?)人も多いようだが・・・家庭ではちょっと真似できないよね。


今年も、すり身汁を食べようと、整理券をもらうための列の最後尾を探したら・・・・

なんと列は、会場の外まで続いていた。

一昨年並んだ時の、倍の人が並んでる・・・。


すり身汁(100円)

やはり美味い。

美味い美味いと、まるで自分のボキャブラリーの無さをさらけ出すようだが、美味いとしか言いようが無いので仕方が無い。

だし汁をたっぷりを含んだすり身を噛むとほろりと崩れ、だし汁とすり身の優しい味が、じわーっと口一杯に・・・・・・。

あぁ、もう、これ以上は言えません(笑)


物産展も見て回ったが、もうあらかた売り切れ状態。

今年もサンマの姿寿司を買おうと思っていたが、見事に目の前で売り切れ。

前回から食べようとずっと思っていた「マグロのかま焼き」も当然のように売り切れ。
サンマは諦め最初からこっちに並ぶか、朝5時から並ぶかするよりないらしい。

右写真は、芋フライだが、これも売り切れ間際。分量の調整でちょっと大盛りにしてくれた。(300円)

揚げたてアツアツで美味い。


特別付録

動画版の22世紀の食卓を作ってみました。(約2分)

Loading the player ...

本日のお持ち帰り

右:牛タン入りふかひれ濃縮スープ
(牛タン×フカヒレってマジ美味そうと思って買った)

左:気仙沼産ふかひれ使用 高級ふかひれラーメン
(具材として、フカヒレが形のまま入ってるって言うので買った)

まだ食べてないが、どちらも楽しみ。