栗と薔薇と玉葱のジャム

(2008.12)

申し訳ないが、イタリアの話が続く。

今日食べてみるのは、ミラノで買った変わりジャム。

Maremma com'era
 ・Crema di Marroni
 ・Confettura di Rosa Canina
 ・Confettura di Cipolle

右写真の左から、栗クリーム、ローズヒップジャム、玉葱ジャム。
玉葱ジャムとか、けっこう面白そうじゃない?



ちなみに、「Maremma com'era」 というブランドの名前のようなので、どういう意味なのかグーグルで翻訳してみた。

MAREMMA COM'ERA
当然のことながら近隣施設

へ? 当然のことながら近隣施設?なにこの訳。

大文字で入れたからそんなんなったのだろうか?
じゃぁ、小文字で入力してみよう。

Maremma com'era
昨日マレンマ

マレンマはそのままなのでアレだが、昨日って?

結局良くわからん・・・。


では、一番味が想像できそうなのから。

Crema di Marroni
(栗のクリーム)

瓶詰めの甘栗のような味か、モンブランに乗ってるペーストの味を想像していたが、パンに塗って食べると、けっこう薄味。

栗っぽいけど、栗というよりちょっと薄い、こしあんみたいな感じだ。


この瓶のラベルの絵って、薔薇なのかな?

Risaって書いてあるので、薔薇なんだろうけど。

Confettura di Rosa Canina
(ローズヒップジャム)

お茶などで馴染みのある、ローズヒップのジャムだ。

粘性はあまり無く、ケチャップみたいな見た目と緩さ。ほんのりした甘さと、それと比較すればちょっと強めだが上品な酸味がある。


一番楽しみにしてたのがこれだ。

Confettura di Cipolle
(玉葱ジャム)

香りは完全に玉葱の煮物。

味は、甘い味付けがされてはいるが、確かに玉葱って味がするよ。ツーンとするほどではないが、舌にピリピリする感じがある。

けっこう美味いぜ。薬味的に使えるんじゃないかな。


まとめ

当然だけど、どれも常識の範囲内の味だった。奇をてらったものではなくて、昔から普通にあるものなんだろうと思う。

買ったのは、いずれも40g入りの味見用とでも言うべき小さな瓶のもの。一瓶2.50ユーロ(300円ちょっと)とかなり高めの値段設定だったが、まぁまぁそんなもんだろう。

買った店では、大きなサイズの瓶も売っていた。
玉葱ジャムなんかは、カレーに入れたり、肉や野菜に乗せたりするなど、活用範囲が広そうなので、次回行く時には大瓶購入したい(次回があるかどうかはわからんが)。