鮭プリ

(2001.8)

鮭プリッツである。

北海道地区限定だ。

近頃はどこに行ってもこの手のおみやげ系限定ジャンボお菓子を売っている。

それにしても何故、鮭なのだろう?

もうちょっとおしゃれなものを選んで欲しい気がするが、やはり北海道と言えば鮭なのだろうか!?

しかも鮭5%使用だ。

一体何に対して5%なのだ?

話はそれるが、飲み会の席などで「鮭」のことを「サケ」と呼ぶか「シャケ」と呼ぶかで、議論になることが時々ある。

私は北海道出身なので、多くの場合「シャケと呼ぶよな、なっ、なっ?」」と同意を求められるが、残念ながら私はこの議論に参加できない。

なぜなら、私の田舎では「鮭」の事を「アキアジ」と呼ぶからだ。

その事を告げると大抵「なにそれ」と言う顔をされるが、そんな顔されても、実際「アキアジ」と呼んでいるんだもん、しょうがないじゃないか。

ちなみにキリンビールの秋味とは一切関係ない。

というわけで、鮭プリッツは、「アキアジ味プリッツ」という事になる。

名称:プレッツェル

原材料名:小麦粉、植物油脂、マーガリン、砂糖、鮭、鮭エキス、食塩、イースト、果糖ブドウ糖液糖、水あめ、酒かす、コーンスターチ、バター、粉末酒、脱脂粉乳、調味料(無機塩等)、香料、乳化剤、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に大豆を含む)・・・・

鮭エキス?

外箱にはちょっとした説明が印刷されている。

・北の海で鍛えられた鮭を練りこみ、さらに表面にまぶしました(鮭5%使用)

・味わい深い旨さの、とっておきの北の味覚をお楽しみください。

さて、中を見てみよう。よーく右写真を見てもらいたい。

鮭の身の粉のようなものが、プリッツの表面に塗りつけてあるのである。なるほど、舐めると濃い塩鮭の味がする。

永谷園の鮭茶漬けに入っている乾燥鮭をすりつぶしたような、そんな感じの粉だ。

プリッツ本体部分にも鮭が練りこまれているとのことであるが、この粉の味がきつすぎるのか、違いがよくわからなかった。

食べた感想だが正直なところを述べると…

面白いは面白いと思うけど、鮭はそのまま焼いたり鍋に入れたりして食べるのが一番旨いよ・・・。