(2002.1)
今回は、北海道限定の飲み物3種である。いや、北海道限定というより各地域限定の飲み物である。北海道でも他の場所では見かけない。 いずれも初めて飲んでみるものである。 写真右から順に、「くまささ茶(空知郡南富良野町)」「こめちち(野付郡別海町)」「飲むじゃがいも(虻田郡倶知安町)」。 JR有楽町駅前の「北海道どさんこプラザ」にて入手した。 |
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感じませんか大自然のやさしさ。くまささ茶 富良野は北海道の中でも有名な市であるが、南富良野町は名前のとおり富良野のすぐ南側にある町である。 さて、くまささ茶であるが、原材料は、ずばり 熊笹のみ!(下写真参照) |
他の原料をしいて言うならば南富良野のおいしい水といったところだろうか。 190g缶で 105円(税別) 以前、「熊笹ドリンク」なるものを飲んだ事があり、それが結構強烈なキク〜って感じの味だったため、このくまささ茶もそうなんじゃないかとちょっと構えていたのだが、飲んでみると、これがけっこうおいしいのだ!毎日飲んでも飽きないかもしれない。 飲み口はマイルドで、飲んだ後にさっぱり感と香ばしさが残る。 |
見よ!本当に熊笹だけだ! |
(緑茶+番茶)÷2+α といった味。この+αの部分、微妙な風味でちょっと言葉に出来ない。これが熊笹の風味なのだろうか…。それにしても本当に熊笹だけでこの味が出るのだろうか… キャッチフレーズのとおり、大自然の優しい味だ。 |
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北海道・別海町 知的新未来飲料 野付郡ってどこにあるかご存知だろうか?簡単に説明すると、映画「コンタクト」で“2号機”が建造されていた近くである。(わからんか) 別海町は「パイロットファーム」で有名なところである。え?知らない?いや、小学校で習ってるはずだぞ。(今はそうじゃないのかな?) さて、こめちち、缶にちょっと説明が書いてある。 |
日本一の酪農王国別海町が生産する「生乳」と北海道の名米「きらら397」を主原料として生まれた「こめちち」は、21世紀を見つめる北海道・別海町が贈る、 知的新未来飲料 です。 なんかスゲ〜(笑) |
知的新未来飲料! |
ちなみに「きらら397」というのは、北海道の稲作の救世主ともいわれる米の品種である。最近では「きらら米」と呼ばれ、コンビニの弁当などにも使われていたりする。 さて、話を戻そう。 色はやや薄茶色がかった乳白色。コーヒー牛乳を、さらに牛乳で割ったような見た目である。 香ばしさというか、ちょっと焦げたような味もするがこれが玄米の味だろう。 |
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要諦山麓くっちゃん産男しゃく薯 倶知安町はどこにあるかお分かりでしょう。スキー場で有名なニセコがある町。主な農産物は、じゃがいもである。飲むじゃがいもはそれをドリンクにしたものだ。 例のごとく説明があるので読んでみよう。 −飲み方のいろいろ− |
原材料:男しゃく薯、牛乳、酵素、乳化剤 見た目はドロドロで甘酒みたいな感じ。んで味は、 超ジャガイモ!! こちらも牛乳ベースなので飲み口は牛乳なのだが、それが感じられるのが本当に飲み口だけ。 |
ホント、スープやシチューのベースにすごくよさそう。 |
もうちょっと塩味がした方が良いような気がするが…っていうか、これをドリンクとして飲ませるというのは無理ないか? ただし説明にあるとおり、温めてスープにするというのは、すごくおいしそう。シチューに入れるのも良いんじゃないかなぁ。 |