北海道限定の缶コーヒー2種

(2002.1)

今回は、限定モノの缶コーヒーの飲み比べである。

直火珈琲 FIRE 北海道限定ミルクテイスト
VS
北海道限定発売 北海道マイルドコーヒー

見てのとおり、どちらも同じようなコンセプトである。そしてどちらも原則、北海道でしか入手できない。(あくまでも原則。北海道マイルドコーヒーは東京で入手した。)

ちなみに両方とも250g缶で115円(税別)。


圧倒的な香ばしさ!

KIRIN 直火珈琲 FIRE
北海道限定ミルクテイスト 北海道産牛乳使用
キリンビバレッジ株式会社 (東京都千代田区神田和泉町)

キャッチフレーズは「圧倒的な香ばしさ」である。「直火珈琲の香ばしさを、北海道の大地が育んだミルクが引き立てます。」とある。ふぅん。(笑)

それが“売り”なら北海道のみで販売しても北海道の人は誰も有難がらないような気がするが…。
↑でもここに喜んで買ってる奴いるけど(^^;

そのうち全国展開するつもりなのかな?

ユーコーヒーウエシマ
まるごと大自然
羊蹄山湧水 北海道産牛乳使用
北海道限定発売 北海道マイルドコーヒー
サッポロウエシマコーヒー株式会社(札幌市中央区南7条西1丁目)

ウエシマコーヒーというと、UCC上島珈琲(株)だと思うかもしれない。でも違うのだ。さらに (株)ウエシマコーヒーフーズ(U.COFFEE FOODS)という会社もあるが、こことも違うのだ。ユーコーヒーウエシマなのだ。

ていうか、この3社の関係って一体!?


まるごと大自然!

………ひょっとして全く無関係なのかな!?(・_・?)

まぁ世の中いろいろあると思うので(汗)、細かい事は気にしないで缶を開けてみることにしよう……。

写真ではわかりづらくなってしまったが、色は缶のペイントとは逆で、FIREよりも北海道マイルドコーヒーの方が濃く見える。
香りは両者あまり変らないようだ。

味は……どちらも砂糖で甘い(笑)
でもどちらかというとFIREの方が、コーヒーの味が濃いように思う。「圧倒的な香ばしさ」というのはこのことなのかな?でもそれと同時に甘味も強いように思う。

何故かというと、FIREを飲んだ後に北海道マイルドを飲むと、少し水っぽく感じるのである。でもこれは決して北海道マイルドがコーヒーとして味が薄いということではなくて、それだけFIREが甘いからそう感じるように思える。

その代わり北海道マイルドの方は、脂肪分が強く感じられる。飲んだ後は口の中が少々脂肪っぽくなる。どうやら北海道の搾りたての牛乳を飲み慣れた人が味付けをしたようだ。本物の搾りたての成分無調整の牛乳は脂肪が強いのである。そういった意味では、北海道人による北海道人のための缶コーヒーと言えるだろう。

結論から言えば、缶コーヒー好き万人向けがFIREで、北海道プロフェッショナル(?)向けが北海道マイルドコーヒーだと言える。

私個人としては、どっちが好きかというと・・・・・・・・・・・・・・どっちも飲まない(笑)

コーヒーよりも、お茶派なので。

ごめんね。