みっくちゅじゅーちゅ!

(2002.5)

今回飲んでみたのはみっくちゅじゅーちゅ(笑)である。

正式には、
「大阪生まれのフリフリみっくちゅじゅーちゅ」
および
「大阪生まれのフリフリみっくちゅじゅーちゅばなな」
である。この完全に舐めきった名称って一体何!?ていうか名称ながっ!

販売者:大阪市東住吉区中野
株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー

裏側に説明があるので見てみよう。

喫茶店の味
オレンジ、りんご、パイナップル、桃、バナナ、などの果物にミルク、氷を入れて作る関西の喫茶店では定番の「ミックスジュース」。
今回はその味と食感にオリジナリティを加えて「ごきげん!ブランニュ」とサンガリアが企画商品化!
その名は
「みっくちゅじゅーちゅ」!!

おいしい飲み方
ーんやり (1) よく冷蔵庫で冷やし
(2) よく振って
ごくごく (3) お飲み下さい。

おまけ
ネ タ
みっくちゅじゅーちゅの書体は
番組司会でもある赤井英和直筆!

ごきげん!
ブランニュ
「関西人のために関西を面白くする
情報バラエティ番組」
朝日放送「ごきげん!ブランニュ」

いわゆる番組の企画モノ。今風に言えば、飲料メーカーとのコラボレイト(笑)である。
http://www.asahi.co.jp/gokigen/

ふむ。筆で書いてある題字は赤井氏によるものなのか。この点についてだが私の個人的意見としては、署名がないのが惜しいと思う。是非じゅーちゅの左脇に「赤井英和」と小さくてもいいので入れておいて欲しかったと思う。某鑑定モノのテレビ番組で「名がないのが惜しい」とよく言われているではないか。

では、おいしい飲み方にあるとおり振ってみる。
飲んでしまってから気がついたのだが、図解(1)および(2)によると、直立した状態から多少腰を引いて念入りに振るのが正式のようだ。しかし、うかつにも私は座ったまんま振ってしまった。ごめんなさい(笑)

さて、このおいしい飲み方の図だが、解釈が難しい部分がある。それは(3)お飲みくださいの人が、口から缶を離した状態でごくごく飲んでいる点である。これを実際にやるのは困難を極める。

この図は、実は彼がいる場所は大阪で、私は東京にいる状態を表しているのである。つまり東京と大阪の間は距離があり、音よりも光の方が速いため、みっくちゅじゅーちゅを飲む音が私に届いている時に、飲み終えた姿が見えてしまっているということなのである。このへんのところは、物理学がわかる人なら容易に理解できるだろう。

また別な説だが、あくまでもこれは「おいしい飲み方」を説明しているのであって、味が美味しくなるということではないのである。この方法でごくごく飲もうとすると、確実に胸のあたりにみっくちゅじゅーちゅをこぼしまくる。つまり、その「飲み方」が「おいしい」という訳なのだ。

さて、バカ話はこれくらいにして味を見よう。

まずみっくちゅじゅーちゅである。
これが、果肉がすごい。食物繊維満載である。味自体は、某メーカーで出している「フルーツオレ」に近い。ただし、果肉が大量に含まれているために、飲んだ時の食感や、飲んだ後の満足度が違うのである。けっこう美味しい。

みっくちゅじゅーちゅばななはすごくバナナだ(笑)。みっくちゅじゅーちゅの味がバナナ寄りに調整されている。個人的にはもうちょっとバナナの食感というか、ネトネト感が欲しいと思うのだが、その一方でたくさん仕入れておいて、朝食代わりにこれを飲んでもいいかなと思う。

さて、このじゅーちゅであるが、某ディスカウントショップで1缶99円で購入した。本当の定価は知らないが、このじゅーちゅが99円ならば、かなりお買い得だと思う。早速明日また買いに行くとしよう。