エチオピア料理

(2003.5)


上:DOROWOT 左:YABEG ALICHA 右:DABO

今回は、アフリカです。

日比谷公園で開催されていた、アフリカンフェスタ2003というイベントを見てきました。
微妙に雨が降ったりして、良い天気とは言えない状況だったのですが、会場はアフリカ人と日本人で溢れ、まさに大盛況のイベントでした。

あんまり、アフリカの文化って興味なかったんですけど、これがなかなかいいんです。特に音楽。
これまで、アフリカの音楽なんてリズムだけの原始的なものというような(誤った)認識しかしてなかったのだけれど、生で聴くとその心臓に響くようなリズム・サウンドが素晴らしいのだと思い知らされました。


エチオピア民族舞踊団の皆さん

さて、そのアフリカンフェスタのアフリカンフードコーナーで食べてきましたので、ちょっとご紹介します。食い物目当てで行ったのではないんですけど、当コーナーは食べ物のコーナーなので・・・食べ物の事書きますね。

アフリカンフードコーナーには、いくつかの国が出店してまして、私はエチオピアのシチューが美味しそうに見えたので、食べてみることにしました。

右写真(と、上部大写真)、エチオピアンシチューセット。

上:DOROWOT(チキン辛口シチュー)
左:YABEG ALICHA(ラム肉のマイルドシチュー)
右:DABO(スパイス入りのエチオピアのパン)

ダボは思ったより癖がなく、プレーンな味で、主食として納得の味。

チキンシチューのチキンは骨付きで柔らかい。でも辛い・・・。ダボに乗せたり、付けて食べたりすると美味しい。

ラム肉シチューは……申し訳ない、チキンシチューが辛すぎて、味がよくわかりませんでした……でもなんか妙に懐かしい味がしたような……


エチオピアンシチューセット(\500)

カバブ(2本で\500)

シチューを盛り付けてもらっているときに、焼き鳥のようなものもあって、それも美味しそうだったので、それも食べてみることに!

「それください!」「カバブね」「おお、カバブというのか」

後で思ったのですが、要はカバブというのは、シシカバブーのカバブと同じなのでしょう。

そのカバブ、鶏肉のカバブなので、結局のところやっぱり焼き鳥なのですが、肉厚で焼き具合が絶妙、歯ごたえはプリプリ。そしてスパイスの濃い目の味付け。
これ、焼き鳥よりうまいョ。

向こうの人は、何にでもスパイスを使うんだなー、日本人が何にでも醤油と味噌を使うのと同じだなー…とか思いながら、メニューを見ていたら、ある重要な事実を発見!

エチオピアンシチューセットのところに4品書いてあるでないの!

どう思い返しても、セットで食べたのは3品。明らかにインジェラがなかった……
たまたま切れていたのか、忘れられていたのか、とにかく食い損ねた…あぁがっくり。

また来年も食べに来ようと心に決めました。


そんなばかな!

話題は変わりますが、左写真は、地雷(火薬を抜いたもの)と迫撃砲(の模型)。

左上の黄土色で円形のもの:TM57対戦車地雷
右上の長いもの:POMZ2M対人地雷(破片式地雷)
  
(爆発すると金属の破片が周囲に飛び散る)
右側中央の緑色で円形のもの:PMN2対人地雷(爆風地雷)
左下の黒いもの:迫撃砲

ひっそりと置かれてました。
そこに内戦・戦争が絶えないアフリカの現実がありました。