手巻納豆菓子

(2003.7)

久々の納豆ネタである。

手巻納豆

成城石井が自社ブランド(?)で製造販売している。

販売者 : 株式会社成城石井
 東京都世田谷区成城6-4-13
 http://www.seijoishii.co.jp/

130g 940円 (200g 1390円もある、ていうかむしろこっちが主力)。この値段、高いよなぁ。940円あったら納豆のパックがいくつ買える?

この手巻納豆の存在自体は知っていたが、値段の高さのために購入を躊躇していた。しかし、今回思い切って買ってみることにした。


成城石井特選銘菓

パッケージには簡単な説明が印刷されている。

手巻納豆

手巻寿司風に巻いた海苔の
中に、糸引き納豆とあられ
をつめた納豆通の逸品です。

納豆通のための逸品なのか、納豆通が創った逸品なのかイマイチ不明。
(ホームページでは「納豆通にはたまらない逸品」となってますね。)

右画像の撮影のため、皿に手巻納豆を並べていたとき、あることに気がついた。

普通、この手の菓子は“向き”というものがなくて、個別のパッケージの中でまちまちの向きに収まっているものなのだが、これは向きが揃えてあるのである。

つまり、手巻納豆本体の納豆が見える方を、必ず個別パッケージの上側に向けて包装してあるのだ。パッケージのデザインからして、当然このように収まるのが一番美しい。


こだわりがちらほら


拡 大 図

菓子が円錐形をしているので、パッケージングの時に向きが揃うよう一工夫してあるのだと思うが、このこだわりはなかなか良いと思う。

とにかく糸の風味がスゲェ。

大きさは一寸小さめの食べやすい一口サイズ。
個別の袋を開けると、ほんのり納豆の香りがする。そんなに強烈ではない。

味は、手巻納豆寿司の味がする(笑)。比較的薄味。

最初はサクサクした軽い感じだが、その後に辛子のからみと醤油の塩分が感じられると同時に、舌の上に納豆の糸のネバネバが出てくるのである。納豆独特の舌が痒くなる感じがある。スゲェ。
刻み納豆をよーく練って糸を出して、糸ごとフリーズドライしてしまったような、そんな不思議な感じ。まさに手巻納豆!

これは皆さんも一度ご賞味あれ。