(2003.10)
おなかのすいているときに見るともうたまらない! |
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今回食べてみたのは、ずばり 山羊汁 である。読んで字のごとく、やぎのしるである。 製造者:沖縄ハム総合食品株式会社 オキハムのホームページを見ると、この商品5パックで4千円。私は某所で1パック千円で購入(割高でなんか騙されたような感じがするが、まぁいいか。)。 |
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この山羊料理、沖縄では昔から「ヒージャーグスイ」(滋養食の高いもの)として、栄養補給源として珍重されてきたものなんだそうで…。 どのくらい栄養価が高いかと言うと、オキハムのホームページに ※高血圧の方は、食べる量を控えてください。 との注意書きが!(`Д´; |
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油べっとり。 |
裏側の説明: 珍しい食品であることを自覚していれば、詳しい説明がとうとうと書いてあるものだが、ここには比較的普通なことしか書いていない。このことから、この製品は日頃食べているであろう沖縄県人向けに作られていることがわかる。 |
湯煎5分か、鍋に移して直接温めろとあるので、今回は鍋で温めることにした。 空いた袋の中をみると、ラードのような油がべったり。 煮立ってきたようなので、丼に移そう。 よもぎの葉や生姜を加えるといいらしいが、無いので手持ちのわけぎを入れてみた(全然意味なし)。 |
煮えてきた |
出来上がり |
油はすっかり溶けて表面に浮いている(上の大写真参照)。香りは獣肉を煮込んだような感じ(笑)の強い香り。 味と食感は、羊肉に似てる(山羊と羊って、近い動物だから当たり前?)。ジンギスカン鍋を汁にしたような感じかな?ジンギスカン汁? 熱いうちはそんなに気にならなかった油が、徐々に冷めてくると、けっこう強く感じられる。 |
うわーすごいよ、…汗かいてきた。 カロリー高そう…。 ところで、北(北海道)では、羊肉を焼いて食う習慣(ジンギスカン鍋)があり、南(沖縄)には山羊をぶつ切りにして煮込んで食べる習慣(山羊汁)がある。調理法は全然違うけど北と南の両端に羊や山羊を食べる似たような習慣があるのって、ちょっと不思議。 |
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