水もどし餅と黒ごまきな粉

(1999.3)

黒ごまきな粉の第6回です。


(1) 水もどし餅とは何か

まず最初に、水もどし餅について説明しましょう。

これは、私の兄夫婦が、一連の「黒ごまきな粉」シリーズを見て、ぜひ、おためしあれ!と送ってくれたものです。

わざわざ不味そうなものをリクエストする人と比べて、とても建設的ですね。

[非常用]水もどし餅(即席あべ川餅)

製造:日本エフディ株式会社
(長野県南安曇郡三郷村)

販売:東京都葛飾福祉工場
(東京都葛飾区)

[非常用]と書いてあるところからして、災害時などにおける非常食として開発されたもののようです。社名のエフディというのは、きっとフリーズドライの頭文字でFDなんでしょう。

これが中身です。

右にあるのが、専用スプーン、奥が、付属のきな粉ですね。

そして、手前に見えてる高野豆腐みたいなのが、水もどし餅です。これが、なんと水につけるだけで、餅に早変わりするのです。

パッケージの裏面には、作り方が記載されています。

水もどし餅の作り方
(1) 専用のスプーンを図のように折曲げて、「水もどし餅」をのせて下さい。
(2) 「水もどし餅」をのせたまま、スプーンを静かに水にひたして下さい。
数秒間で水を吸いこみます。
(3) お餅を皿に移して、きな粉をまぶせばできあがり。お子様でもできます。

原材料は、餅澱粉、きなこ、砂糖となっています。

水もどし餅は純粋に餅澱粉のみでできているようです。

それでは、早速作ってみましょうか。

水もどし餅を作る