昆布ドラフト

(2004.9)

ホタテドラフトの続編である。

ホタテドラフトを飲んでから1年半。全然知らなかったのだが、いつのまにか新製品が出ていた。

昆布ドラフト

すなわち、昆布味ビールだ!




技術指導/田崎真也
東京農業大学生物産業学部

ラベルには、

オホーツクの恵み
KITAJIKOMI
〜オホーツク海洋深層水使用〜
昆布ブレンド

と、相変わらず“断片的”な表示のみ。きちんと説明する文章を付けて欲しいなぁ。

製造者:網走ビール株式会社
(北海道網走市南2条西4丁目)
http://www.ryuhyo.com/abashiribeer/index.html

製造者のホームページを見ても昆布ドラフトについての説明はない。ていうか、ホタテドラフトが新製品のままになってるじゃないか!こちらもぜひ更新願いたい。

さて、こちらも瓶に技術指導/田崎真也と印刷がある。ホタテドラフトの頁で「せっかくビッグネームを借りたなら田崎真也のホタテドラフトって、でっかく印刷しちゃえ…」ということを書いたが、そうしていないのは、やはり名前ではなくて、味で勝負という事なのだろう。


さて、飲んでみようか。

のみくちは普通のビールであるが、すぐに普通のビールの味のほかにもう一味ほのかな味があることに気付く。

そして、これは“昆布”だと知ってて飲んでいるからそんな気がするだけなのかもしれないが、昆布の、糸引くような粘っこい感覚があるのだ。これが、ビールの苦味を柔らげているのかすごく飲みやすい。ほんと、スイスイ飲めてしまう。

喉越しもよく、そしてマイルド。美味しい。お勧めの一本である。