すいかワイン

(2004.12)

ニッポン全国むらおこし展(H16.11.26〜28 @池袋サンシャインシティ)の話の続きである。

会場入り口近くに福井県のブースで、面白そうなワインを売っているのを発見。

なんと、すいかのワインだ!

武生しらやま すいかワイン

一本1000円で購入。「やや甘口」と「やや辛口」があるとのことだったが、飲みやすそうな「やや甘口」を買ってみた。

企画プロデュース:
 白山商工会特産品開発委員会

製造者:
 株式会社シャトー勝沼
 山梨県東山梨郡勝沼町菱山4729

福井県なのに山梨県。
福井県武生市の白山商工会の企画とあるので、おそらくまちおこしの一環で、地域特産の「すいか」を使って、山梨のワイナリーの協力の下、ワインを造ってみたということらしい。

箱の中にチラシが一枚入っていた。その内容を紹介しよう。

甘さほんのり 味わいさわやか すいかワイン

武生のしらやまの土地で育った、美味しい「スイカ」を使用したオリジナルワインです。ロゼの色調も鮮やかな、芳醗な香りと、豊かな味わいをお楽しみ下さい。

しらやま すいかって?
白山地区の山の斜面を利用して育てられた、糖度が高く特に歯ざわりが最高のすいか。

すいかワインの味は?
すいかの甘みと酸味のバランスが程よく、さっぱりした飲み心地です。

すいかの効能
利尿作用・高血圧、解熱作用、心臓病、尿路結石、二日酔いなどに効能があると言われています。
また、むくみには絶大な効果を発揮。


箱の中に入っていたパンフ

チラシを読んで、歯ざわりが最高のスイカを液体にしてしまってはもったいない気がするとか、すいかが二日酔いに効能があるってことは、迎え酒に最適なワインなのかとか、気になる点は多々あるが、そんなくだらないこと考えてないで、飲んでみよう。

キャップを開けて、まず感じることは、確かにスイカの香りがするということ。正確にはスイカの皮っぽい香りか。甘いような香りもするので、メロンの香りに近いような気がする。

色は、左画像のとおり、素晴らしい薔薇色。

味は、すいかっぽいようなそうじゃないような。けっこう普通のワインっぽい。

糖度が高いという「しらやますいか」が生かされているのであろうか、「やや甘口」ということだが、けっこう甘い。ひょっとして、砂糖足してないか?と思えるくらいの甘口。飲みやすい。スイカだけでこんなに甘くなるものなのだろうか。うーむ。


グラスは、先日のやまなし新酒まつりでもらったもの。