南家チキンカレー

(2004.12)


湯気がいい感じに撮れた。部屋の中寒いんです。

木多郎のスープカレーに続くスープカレーシリーズの第5回。と言っても、今回食べるのはスープカレーではないんだけどね。

南家チキンカレー

「札幌有名店のカレー」シリーズのひとつ。

前回食べた木多郎と同時に某デパートの北海道物産展で購入。まだ食べずにとってあった。

南家(MINAMIYA)
札幌市豊平東月寒3条16丁目

製造者:株式会社エヌケイフーズ
北海道紋別郡遠軽町学田3丁目
http://www.nkfoods.co.jp/

今回はルータイプのカレー。

では早速、箱の裏書きから。

野菜の旨味が溶け込んだ「チキンカレーの
王道」まさに至福の一皿です

札幌豊平区月寒に店を構える「南家」。
独学でカレーを学んだ店主が厳選しこだわり抜いた
素材から作るコクと旨みのある味わいと
豊富なメニューが人気を集めているカレー店です。

チキンカレーの王道!至福の一皿!

では、湯煎で8分温め、至福の一皿を食べてみよう。

ルータイプとあるので、もっとドロッとしているかと思っていたのだが、これもけっこうサラサラ系。

スプーンに乗せたごはんをカレーに浸して食べるスープカレー方式で食べてみた。

ルー単独では、おっ、これは辛いかな?と思ったのだが、ごはんがあると、辛味が和らぎ甘み、そしてコクが強調されてウマい。

具の鶏肉や人参もよく煮込まれている。

特筆するのは、やはり鶏肉だろう。よく煮込まれて柔らかいは柔らかいのだが、大きくて、それなりに歯ごたえがあるのだ。歯に伝わる美味しい弾力感。噛み切った時に歯茎に感じる心地よい圧力。

良いねぇ!これ!

箱には「中辛」の表示があるが、さほど辛くは無く、カジュアルな気分で食べられるカレーだ。


実は今回、デイリーポータルの記事(崎陽軒のカレーはシウマイ入りだった)に触発されて、ギョウザを入れてみた。

記事では水餃子だけれど、私の場合、餃子を普通に焼いた焼餃子。

焼餃子の焦げたカリカリ部分と餃子本体のもっちり部分に、カレーのルーが纏わり付くことで得られる歯ごたえのコントラストと、カレーの辛さとにんにくの辛さが融合するハーモニーである(笑)。
冗談半分でやったのだが、けっこううまい。またやろう。