かまぼこのお祭り・前編(その2)

(2005.3)

催しもののひとつ、「ご当地おでん大集合!」だ。出場おでんは6種。

  • 名古屋おでん
  • 沖縄おでん
  • 焼津おでん
  • 青森生姜味噌おでん
  • 静岡おでん
  • 小田原おでん

12時から販売で、私が到着したのが1時半頃だったが、既に、名古屋おでん、沖縄おでん、焼津おでんが売り切れ。静岡おでんもその後すぐに売り切れた。

しまったー、象とか見てる場合じゃなかった!

青森生姜味噌おでんを食べる。→

2本入りで300円。

アツアツ。ゆるい生姜味噌がおでんの汁とタネに良く馴染んで旨い。

観光PRも兼ねているようで、青森ねぶた祭りの公式ガイドブックをくれた。→

「普通に買ったら1000円くらいするよ」って話だったが、これ去年版じゃないの。


青森生姜味噌おでんも売り切れて、最後の小田原おでんには人だかりが出来ていた。

小田原の練り製品のお祭りなのに、小田原おでんが売り切れていてはしょうがなかろうということで、大量に用意していた模様。

味は、普通のおでんと、

カレー味(!)

があって、ここは当然、カレー味を注文。

←おでんにスパイスを振りかけて、さらにカレーのルーをかけて盛り付け完成。

7種類入って、500円。

味は、カレーの味がする(笑)。極端に辛いとかそういうことはない。おでんの汁と混ざって、マイルドな感じ。カレーの風味、香りを楽しむって感じだ。

ちなみに、横浜カレー博物館監修らしい。

おでんはここまでにして、他のものを見よう。


模擬店が数店舗出ていて、その中の一店舗。でっかいざるに干物を一面に広げている。

単に干物を売っているだけと思っていたのだが、そうではなくて、店の前にバーベキューセットが置かれ、炭火が起こしてあるのだ。

つまり買ってその場で自分で焼いて食える。

イカが人気のようだったが、私は鯖を購入。半身でひとつ200円。

焼きやすいように、その場で切ってくれる。

いやぁ、炭火で焼くっていいよね。正直、脂の乗りはイマイチだったが、旨いよ。自分で焼いたからかな。

こういうのって、不思議と手軽でいいよね。小田原市民にとって、魚はおやつ代わりなのかも。

それにしても、この売り方ってなかなかうまいこと考えたなって思う。

火だけ起こしておけば、焼く手間はお客さんだし、それがある意味サービスになっている。それでいてその焼いているのが広告塔になっていて、「それって食べていいの? あ、買って自分でやくのね?」と人がどんどん集まってくるのだ。

続く

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