かまぼこのお祭り・前編(その3)

(2005.3)

では別の催し物、ききかま大会

前を通りかかると、「ききかま大会やるかい?」ってスタッフのおじさんがフレンドリーに話しかけてくる。

人気がないから勧誘してるのかと思ったら、整理券を渡されて、「1時間後です」って……

……えーっ、大人気じゃん(笑)



ではその一時間後だ。

ききかま大会というのは、まず、小田原蒲鉾メーカー6社の蒲鉾が出てくるので、何番がどこの蒲鉾か覚えておいて、次に6社の蒲鉾が配置を変えて出てくるので、先ほどの何番の蒲鉾が今回の何番かを当てるというゲーム。

当てると、記念に蒲鉾がもらえる。食べ物のサイト運営者の私としては、当然全問正解を狙わなくてはなるまい。

味を覚えるといっても、TVチャンピオンじゃないんだから、無理。

最初の蒲鉾で、色やツヤ、味、硬さ、キメの細かさなどを観察してメモをとっておいて、それに基づいて当てるのだ。簡単そうだが、それでもけっこう難しい。

自信がなかったが、時間も無かったので解答を書いた。
そうすると、前を通りかかった、スタッフのおじさんが、制限時間内にもかかわらず、でかい声で

おしいっ!って…

うわー、どこがが違うんだー、ダメだよもっと早く言ってくれないと…

全部食べちゃったじゃん!(笑)

結果は、6問中4問正解。つまり、一ヶ所逆に書いていたってこと。1番と2番の答えが逆だった。おしいってやっぱりそういうことだったのね。

参加賞のアミノバイタル。→


←別の催し物、「かまぼこ板一夜城合戦」の様子。

かまぼこ板を積み上げてその高さを競う。

さすがに参加するのは気が引けるが、見ててすごく面白い。時々崩れたりして…。やはり土台から太くしっかり着実に積み重ねていく手法が、結果的に有利になるみたい(崩れないので見た目には面白くないんだけど)。

一通り見て、夕方4時頃会場を後にした。

けっこう面白いお祭りだった。毎年この時期には桜が満開らしいのだけれど、誰も気にしていない様子。

結局花よりだんごなのだ。


会場で、かまぼこの即売もやっていたので、いくつか買ってみた。

後編では、それを食べてみるよ。おや?

明らかにかまぼこっぽくないものが(笑)→

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