ジンギスカンキャラメルは本当にまずいのか

(2006.6)

話は約一年前まで遡る。

去年のちょうど今頃かな?既に話題になっていたジンギスカンキャラメルを食べてみた

私の記憶が正しければ、その後、某A新聞の青鉛筆欄に某V遊べる本屋で掲示されていた「まずい(本当)」と書かれたポップの写真などが掲載され、世間的にまずい食い物として認知されてしまった。

そのせいなんだろうと思うが、その後ジンギスカンキャラメルは爆発的な売れ行きとなったらしい。

でも、ちょっと待って欲しい。

おそらく某V本屋の人は、自分で食べてみて「まずい」と思ったからそういうポップを作ったのだろうとは思う。だが、その一方で某V本屋のポップは多少は面白いことを書かなければならないという宿命を背負っているのは、周知の事実だ。

当サイトでは、味見してみて、本当に不味かったら掲載はしない(既にそういうものもいくつかあった)。また、そこそこ不味かったら、上級者向きと表現して掲載している。

で、当時の私の記事を見るとわかるが、油っこいとか、ジンギスカンのタレっぽい味とか書いている。

つまり、当時私はこれをまずいとは思わなかったのだ。

 特に美味いとも思わなかったが。

皆さんは、これを自分の舌で不味いと判断しただろうか。
メディアや世間的な風潮で不味いものと思っているだけではないか?


前置きが長くなったが、そのジンギスカンキャラメルが、4月から味を一新して、新しく売り出されたという。

しかも、美味しくなったらしい。しかもしかも、某A新聞によるとそのせいで売れ行きが落ちたらしい


味を変えて再発売したというのは、正しい判断だと私は思う。

今でこそ不味いという評判で売れているが、それはまさに流行みたいなもので、いずれ月日が経って、ネタとして完全に消費された後は売れなくなることは明らかだ。

それよりも、折角有名になったのだから、北海道土産の定番商品に育てたいというのがメーカーの本音だろう。


左が新しいジンギスカンキャラメル
右が以前よりあるジンギスカンキャラメル

さて、その新しくなったジンギスカンキャラメルを遅ればせながら入手した。

パッケージは写真の通り大きくなった。そして、「この商品はジンギスカン風味のキャラメルです」という説明書きがついた。お土産品として意識した結果だろう。

また、ジンギスカンキャラメルの文字の上に、「札幌グルメフーズ」というメーカー名が入った。この商品に対する自信の程が伺える。


では食べ比べてみよう。

まずは、旧作から食べる。

・・・あ、不味いかも(爆)

これってジンギスカンの味ではなく、ジンギスカンのタレの味なんだよなぁ・・・喉にニンニクか何かのような辛味が残るよね。

・・・・・・。


さぁ、気を取り直して新作を食べてみよう。

ミルクの香りは強くなった。
味はマイルドになったなぁ。喉に残る辛味は無くなった。

ミルク味が強くなった・・・というよりは、ジンギスカンキャラメルのジンギスカンキャラメルたる味が薄まったと言うべきか。でも後味はしっかりジンギスカン。

みんな、安心して買うがいいよ。そんな言うほど美味しくなってないから。(笑)