インドのお菓子

(2006.12)

かなり間があいてしまったが、ナマステインディアで買ったお菓子を食べてみたいと思う。

ナマステインディアではあまり時間が取れなかったので、パッと見たものを適当に買った。自分でもどんなお菓子を買ったのかよくわかっていないのだ。買うときに簡単な説明を聞いたと思うのだが、もはや良く覚えてはいない。

買ったのは、何かパンケーキのようなものと思われるもの2つと、何かスナック菓子と思われるもの2つ。

さてどんなものだろうか。ちょっと楽しみだ。

輸入者:アンビカトレーディング(株)
東京都台東区蔵前3-19-2


では、何かケーキと思われるものから。

Haldiram's
SPECIAL Soan Papdi
INDIAN SWEETS/BONBONS INDIENS

HALDIRAM FOODS INTERNATIONAL LTD.
880,Small Factory Area, Bhandara Road,
Nagpur - 440 008(M.S.) INDIA
http://www.haldiram.com/

パッケージに内容物の写真がついているが、輸入者シールで大半が隠されている。でもちょっとだけ見える部分からすると、何かパンケーキのようなものに思える。

袋を開封して、インドっぽい香りとともに現れたのは・・・

なんか妙に立派な容器。予想外だ。

蓋を開けても、さらに丁寧にビニールがかかっている。けっこう高級なお菓子なのかな?

ベースとなっている黄色い部分は、小麦粉系のパンに見えるかもしれないが、違う。砂糖なのだ。

トルコのピシュマニエにように、砂糖が繊維っぽく結晶しているような感じ。それにアーモンドやピスタチオのスライスが乗っている。

触るとボロボロ崩れてくるくらい脆いのだが(だからこんなケースに入っているのだ)、ビニールを引っ張って持ち上げ、なんとかつまんで口に入れると…これが…甘っ!

基本的に砂糖なので、口の中に入れると、綿菓子のようにさらりと融けてなくなっていくのだが、それが当然、

甘甘甘甘甘!

それなのにどこかスパイシーな風味がする。カルダモンが味を引き締めているのだ。さすがインドのお菓子。


もうひとつ。

Haldiram's
SPECIAL Soan Papdi Coconut
Finest INDIAN SWEETS

HALDIRAM FOODS INTERNATIONAL LTD.

大体の予想はつく。でかでかとCoconutと書いてある。

Soan Papdiのココナッツ味版だ。

香りも、ココナッツっぽく、味もココナッツ風味。

で、味は甘甘甘甘甘!

そして、やはりカルダモンの風味が効いている。甘いから、お茶は必須だ。

ところで、Papdiで思い出すのは、桜バザーで食べたPAPADI Chaatだが(Papadi? Papdi?)これとは似ても似つかないものだった。Papdiってどういう意味なんだろう?


さて、今度はスナック菓子風の方を開けてみよう。

BIKAJI
Mastkin
CORN FLAKES MIXTURE

MANUFACTURED BY:SHIVDEEP INDUSTRIES LTD.
F/196-197,BICHHWAL INDUSTRIAL AREA,BIKANER 334 006, RAJASTHAN (INDIA).
http://www.bikajinamkeen.com/

BIKAJIというのはブランド名のようだ。

パッケージ下部の英文。
A rich blend of savoury corn flakes, potato sticks and cashew nuts combined with the sweet taste of succulent raisins.
Ready-to-eat,delicious as a snack or appetiser.

(私の翻訳)
味が良いコーンフレークとポテトスティック、カシューナッツの豊かなブレンドに、甘く瑞々しいレーズンとのコンビネーション。
スナックや、オードブルとして食べる準備ができています。

パッケージ上部に、CORN FLAKES MIXTUREとあるので、まぁ、コーンフレークミックスだろうとは思う。牛乳をかけて朝食になってしまうような。




でも開けてみて、なんだかちょっと違う印象だ。
まず、インドっぽいスパイシーな香り。
そして、味は滅茶苦茶スパイシー!!
辛いよ。辛い。黒胡椒たっぷりだ。これは朝食というよりは、晩酌のお供だ。

ビールのいいオツマミになるね。

内容は英文にあったとおり、コーンフレークに、カシューナッツ、それに細いポテトフライなどが色々混ざってる。レーズンは、混ざってはいるが、ちょっと少なめ。


最後だ。

BIKAJI
Tana-Tan
ALOO BHUJIA

製造はMastkin コーンフレークミックスと同じ。

MANUFACTURED BY:SHIVDEEP INDUSTRIES LTD.

パッケージ中央の写真から、先程のMastkinに混ぜ込まれていたポテトスティックなんじゃないかと予想したが・・・

実際に開けてみると、全く違った。
すごく細かい、言っちゃ悪いが金魚の餌っぽい。。。

ジャガイモをこねて、何かシャワーの口のようなところからトコロテン方式で押し出したものを、油で揚げたもののようだ。

パッケージ下部の英文を確認してみよう。
Crunchy potato shreds flavoured with mango, chilli and exotic spices.
Rady-to-eat,delicious as a snack or appetiser.

(私の翻訳)
細かくちぎったぱりぱりしたジャガイモに、マンゴーとチリ、そしてエキゾチックなスパイスで味付けしました。スナックや、オードブルとして食べる準備ができています。




マンゴー!?それに、スパイスの達人集団とも言うべき彼らインド人が言うエキゾチックなスパイスって一体何!?

では食べてみる。

正直言って、細かすぎて、食いにくい。指でつまんでたべようとすると、ボロボロこぼれるし。スプーンが要るね。

ジャガイモの味がベースで、我々にとって馴染みのある味だ。それにチリの辛い味付け。

マンゴー味は全然しない。

エキゾチックなスパイスの意味だが、何かミントのような風味がするので、どうもそれを指すみたいだ。ちょっと違和感あるかな。慣れればどうってことないのだが。