インドのカレーライス

(2007.2)

カレーは、インドで生まれた料理であることは、皆さん御存知であろうと思う。
そして、それを日本人がアレンジして、ゴハンと合わせて食べるようにしたものが、日本のいわゆるカレーライス。

だから、カレーとカレーライスは似て非なるものなのだ。

でも、インドにもカレーライスと呼んでいるものがあったのである。

今日食べてみるのは、インドの本当のカレーライスである。

MTR Rasam Rice

以前食べた、Ready to Eatのシリーズだ。インド製のインド料理のレトルト食品。
昨年のナマステインディアで買ったもの。

これは、インドの本当のカレーライスなのだ。

嘘じゃないぞ。よく見なよ、CURRY RICEと箱に書いてあるだろう?

Rasamというのは、トマトベースの南インド地方のスープのひとつ。そのスープで、米を煮込んだものらしい。

箱に書いてある英文。

Tongue-tickling pepper and tomato soup with rice.

(私の訳)舌をくすぐるコショウとトマトスープを米とともに。

なるほど。


湯煎で5分温めて、器にあける。

見た感じは、トマトのドリアかな?

では食べてみよう。

ん・・・ ん? んんんんん???

うわっ!辛いぞっ!辛いー!

ちょっと食べなれないとキツイ感じかなー。

←ああ、鷹の爪がまるごと・・・

米の食感はほとんどなく、なんだか芋が煮崩れしてスープに溶け込んでいるような感じ。その中で、砕いた豆か何かが歯に当たるようで、プチプチ感がある。

さて、Rasamスープはインドでは風邪を治す食品として知られている

んー、食べてみて、胃と顔が熱くなってきて汗が出てきたし、米は膨らんで消化に良さそうだ。確かに風邪が治りそう。

でも、この辛さは慣れてないと、・・・・・・返って胃に悪そうな気がする。