ナンを焼こう(その1)

(2007.10)

ナンミックスを買ってきた。今回は、このナンミックスを使って、ナンを焼いてみたい。 

こういうナン専用の粉なんて、専門店に行かなきゃ無いと思っていたが、「無印良品」で売ってるのを見つけて、びっくりして、思わず買ってしまったのだ。

実は、前にもナンミックスを買ってナンを焼いたことがある。1度目はえいこく屋製、2度目はハウス食品製で。

今、振り返ると、いずれもふっくらと仕上がらなかったので失敗したなぁと思っている。
失敗した理由はわかってる。箱や袋に書いてある説明どおりに作らなかったからだ。

今回こそは、説明どおりに作ってみようと思う。(2007.10.22)


無印良品のナンミックスの作り方。

1 ボウルにナンミックス(一袋・・・200g)、サラダ油かオリーブオイル(6ml)、水(110ml)を入れ、ひとまとまりになるまでよくこねる。さらになめらかになるまで約5分こねる。

2 1の生地を4等分し生地を丸めて、サラダ油を塗ったボウルに入れ、ラップかぬれぶきんをかぶせ、約20分寝かす。

ボウルなんて気の利いたものなんて持ってないので、鍋だ。
それに、粉を入れ、水を入れ、オリーブオイルを垂らす。そしてひたすらこねる。

前回も前々回も、ここで水を入れ過ぎたんだと思う。こねてると、粉がボッソボソになるので、つい水を足してしまうのだ。水を足した結果、最後の最後まで生地がゆるくなりすぎてまとまらない。

さて、今回はそのままひたすらこねて、説明にあるとおり4等分した。そして、これにぬれ布巾を掛けて約20分寝かせるのだ。

そう、最初はこのまま寝かせておくつもりだったのだが。

プレーンなナンの生地を目の前にして、20分も何もしないで待ってろ、なんて無理だ。

だから思いつきで余計なことを、うっかりしてしまうのだ。


思いついたことはこうだ。

このうちの3つにちょっと混ぜ物をして、変わりナンにするのだ。

最初に、何かヨモギのような薬草っぽいものがいいかなと思って探したら、こんなのがあった。

満点野菜

ファンケル製のサプリだ(笑)。

これの錠剤を、砕いて混ぜたら美味しいんじゃないかと思う。

なにしろ、トマト、ニンジン、ケール、あしたば、大麦若葉、セロリ、バジル、ブロッコリー、パセリ、ウコン、タマネギ、タイム、アヤムラサキ、大豆胚芽、ローズマリーが入ってる。

これだけを一度に集めて調理することなんて、普通なかなか出来ないぞ。


錠剤を丼に入れ、少し水を入れてスプーンの裏で潰す。

割と簡単に崩れて潰れるぞ。

ただ・・・、セロリかタマネギか知らんが、ニオイがすごい。(笑)


先程の生地のひとつに練りこむ。

水分を足す事になるのでかなり粘ついたが、根気よく練りこんで何とかまとまった。

← 一見、ウグイス餅っぽいが違うぞ。


次は何にしようか・・・と、台所を見渡したら、こんなのがあった。

のりたま

丸美屋製のふりかけ。(笑)

ちょーっと無理あるかなー。



生地を少し広げ、包み込むように練りこむ。

のりたまが乾燥しているので、水を少し足そうかと思ったが、先程の満点野菜がかなり粘ついたので、今回は思いとどまって、水を入れずに無理やり練りこむ事にした。


生地を伸ばすと、その伸ばした生地の隙間から、のりたまが漏れてザラザラと外に出てくる。それを生地のうち、まだのりたまが混ざりこんでいない部分を探して、伸ばしてくっつける。その延々くり返し。

結構苦労したが、なんとかまとまった。

←なんか、のりたまをまぶしたお結びみたいだが違うぞ。


もう一種類、何かやろうと考え、思いついたのが、最初からナンにカレーが入ってたらどうだろうって事だ。

そこで、混ぜるのは・・・

ガラムマサラ

GABAN製のスパイス。

のりたまと同じように、生地を少し広げてそこに載せ、包み込むように練りこむ。

これも結構、練りこむのに苦労したが、のりたま程じゃなかった。

生地にオリーブ油が入っているから、こういう粉系は、それなりに馴染むのではないだろうか。



どうしても完全には均一に練りこめなかったが、まぁいいとこだろう。

←なんか、きなこもちみたいだけど違うぞ。
なんせかんせ加齢臭カレー臭が・・・。

では焼くぜ。

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