ナンを焼こう(その2)

(2007.10)

いろいろ混ぜるのに、20分以上かかってるので、何も混ぜなかったひとつは、そのまんま焼いても良いんじゃないかと思うが、それだけ先に焼くのもアレなので、さらに20分ほど寝かした。

その間に、作り方の続きを読む。

3 打ち粉をふったまな板の上に生地をのせ、めん棒等を使って約3〜5mm厚さのだ円状の伸ばす。

4 3の生地を手で軽く伸ばしながら、強火で熱しておいたフライパンに載せて、菜箸等で10ヶ所程度軽くつつき中火で焼き色がつくまで約1〜2分焼く。裏返して、同じように焼く。

ではまず、プレーンから。

めん棒などという気が利いたものは無いので、皿の上で楕円形に手で伸ばす。

ためし焼き(?)を兼ねているので、ちぎって半分だけ焼いてみた。上手く焼けたっぽかったので、残りの半分も焼く。

味見。

こね方が足りなかったのか、焼き方がまずかったのか、あまり美味しくない。ところどころ膨らんでいないところがあって、部分的に硬いところもあった。

2つに分けたので一度の量が少なく、薄く延ばしすぎたせいなのかもしれない。
上手く焼くには、ある程度の大胆さも必要のようだ。

でも、素人が焼いたんだから、お店のように行くはずはない。まぁ、こんなもんだろとも思う。


それでは本番だ。(なんか当初の目的から変わってる)

満点野菜味

混ぜ物をしているので、あまり膨らまないかもしれないと思っていたが、けっこうふっくら焼きあがった。

のりたま味

手でだ円に伸ばすと、どうしてものりたまが微妙に露出してくるので、あまり美しくはない。
もうちょっと伸ばし方を考えた方が良かったかも。

でも、焼くと、生地がそれなりに膨らんで、香ばしくなった。

ガラムマサラ味

手で伸ばして、焼くと・・・

おぉ、これ、けっこう美味そうじゃないか!?



kahou式オリジナルナン 左から、のりたま味、満点野菜味、ガラムマサラ味

では、味見だ。

◎のりたま味

のりたまのタマゴがナンのなかでマダラに見え、あまり美しい感じはしない。
でも食べてみると、ふっくらパリパリでいい感じの焼き上がりだった。これ、けっこう美味いかも。(笑)
ところどころに入っている海苔が、イソベ焼きのような風味を生んでいて、香ばしい。
ただ、全体的に味が弱い。もっとのりたまをたくさん入れて、味を濃くした方が良さそうだ。
途中から練りこむんじゃなくて、最初から水やオリーブ油と一緒に突っ込んでこねれば、もっと簡単に馴染むだろうと思う。

◎満点野菜味

ここまでキレイな緑色になるとは思っていなかったよ。
そして、かなり「満点野菜」の香りがするぞ(笑)
それ以外は、思ってたよりも普通だった。入れた満点野菜の量が少なすぎたのかも知れない。

◎ガラムマサラ味

見た目は、これが一番美味そう。そして香りがすごくいいよ。ガラムマサラの香りはまさにカレーの香りだ。やはりナンに合うのはカレーだ。
でもなー、食べてみると逆にもの足りないんだよね。
ナンはちゃんとしたカレーと一緒に食べるものだから、ちゃんとしたカレー味を無意識に期待してしまうのだ。


まとめ

煎餅を焼いた時もそうだったんだけど、不思議とコレが美味いに違いないと思ってやったものは失敗して、冗談半分にやってみたのが一番美味いという、予想外な結果になった。

なかなか奥が深いね。