神戸中華街で食べ歩き(その1)

(2008.5)

このゴールデンウイークの4連休を利用して、神戸まで行ってきた。
神戸には日本三大中華街のひとつ、神戸南京町がある。

日本三大中華街といえば、横浜、長崎、そして神戸。
神戸の中華街は、横浜から比べると小さな中華街だが、他にはない大きな特徴があるのを知っているだろうか。

それは通りに並ぶ屋台がやたらめったら多い点だ。

これは阪神淡路大震災で大きな被害を受け、その後一刻も早く立ち直ろうと、とりあえず屋台で料理を売り始めたことの名残なんだそうだ。

今夜は、この屋台の立ち並ぶ中華街で食べ歩きと洒落込みたい。

(2008.5.4 実施)

元町の駅を出て歩いてすぐのところに南京町はある。

上写真は、南京町の西の端にある西安門。

今回はここから、中華街に入ることにする。


ゴールデンウイークの真っ只中。かなりの人出で混雑してる。場所によっては真っ直ぐ歩けない程だ。

しかし、道を歩く人は全員といって良いほど、その手に丼か串を持ってるぞ。


私も負けずに何か食べなきゃ、どこで何を食べようかなとあっちこっち見ながら2ブロック程進むと・・・

中華街の東の端にある長安門に着いてしまった。(笑)


横浜の中華街よりも小さいとは聞いていたが、予想以上に小さかったよ・・・。

でも、小さいとは言っても、その分中身が濃くて凝縮している印象だ。さぁ、引き返して何か食うぞ。


フカヒレラーメン

長安門のすぐ近くにある、ラーメン店でまずは一杯。値段は300円〜400円。学食みたいな値段だ。

ここでは当店人気No.1だというフカヒレラーメンを食べよう。

丼はさほど大きくなく、量も通常の半分以下。値段から考えるとこんなもんか。

考えようによってはこれはありがたい。少しずつ、いろいろ食べたい私としては、これ1杯で満腹になる訳にはいかないのだ。

細麺で豚骨。博多ラーメンっぽい味だった。スープが美味く、全部飲んだ。これ1杯で満腹になる訳にはいかないのに。

フカヒレ自体は・・・イマイチだったかな。(笑)


青島クレープ

日本初上陸らしい(笑)

青島クレープというのは、煎餅果子(ジェンビングォス)という中国北部のお好み焼きとのことで、日本で売ってるのはここだけとのこと。

こだわりの叉焼と甜麺醤(テンメンジャン)が特色らしい。いうまでもなく、試しにひとつ食べてみることにした。

路地(というより駐車場)に椅子とテーブルが並べてあって、お店のおねえさんが、座って待っていてという。

作ってるとこを間近で見たかったのだが、言われたとおり席について暫く待っていると、出来立てを紙皿に載せて持ってきてくれた。

手に持ってそのままかじり付きたいが、アツアツなので、どう手に持ったらいいかわからない。仕方なくテーブルの上に置いて、箸で食べる。

なるほど、コッテリした甘味噌(甜麺醤)が特徴的で美味いね。叉焼、ネギ、ゴマも香ばしい。

味付けは辛くなかったかと聞いてきたが、正直全く辛みは無かった。ただ、味が濃かったのは確かなので、ちょっとお茶が欲しい感じはあったな。

続く