チョコレートのビール

(2010.1)

表題はチョコレートのビールとしたが、今回飲んでみるのは…

Chocolat Stout

Something Blue

チョコレートのビールと青いビールの2本。

製造者:いわて蔵ビール(世嬉の一酒造株式会社)
岩手県一関市田村町5-42

先日行った「ふるさと祭り東京」で購入。おそらくどちらもバレンタインデーを狙った商品だろうとは思うけれども・・・。


では最初にチョコレートのビールから。

Chocolat Stout

ショコラスタウト

カカオを使用した、「ちょっと大人の味のほろ苦く甘い黒ビール」だそうな。

注いだ瞬間はそれほど泡が立たず、気の抜けたコーラっぽい見た目。淡い褐色の泡は泡は消えやすく、その下から黒い液体が見えてくる。

飲んでみると、深煎りした珈琲のような香りと苦味があって、一瞬アイスコーヒーっぽい?と思う。思い出すのは、CINO Cafeだが…。

しかし、すぐにその後から、ビールの爽やかな酸味とチョコレートの香りがやってきて、これはチョコレートのビールだとわかる。

ホップの苦味と、焙煎されたカカオ豆の香ばしい苦味(っていうかビターチョコの苦味?)とが入り混じり一体となった不思議な苦味がある。とはいえ、ビールの良さが失われていることはなく、それにチョコレートの味が上乗せされている。

思いのほか甘さ控えめで、チョコレートと聞いて甘いものを期待してしまうと物足りなく感じるかもしれない。


では次。

Something Blue

サムシングブルー

キャッチフレーズは、「幸せの青いシャンパンビア」。

青い瓶と、青ベースの淡い色を使ったイラストのラベルがなんだかオシャレだ。

照明の都合で、黒っぽく見えるが、色は深い青。見た目から、思い出すのは流氷DRAFTだが…

味だが、ビールの味はするが、軽く優しい。苦味はほとんど無くて、シトラス系の酸味がある。フルーティというのとはちょっと違う。

レモンスカッシュ?みたいな味かなぁ・・・。
そうだ、これってビールをレモンスカッシュで割ったような味と言えようか。

びっくりするくらい飲みやすく、すいすい飲めるが、アルコール度数は普通のビールと変わらない5度。

おつまみもない状態で、ショコラスタウトと併せ連続2本飲んだので、後でちょっと目が回ったよ。(笑)

いやぁ、危険だなぁ。そういう意味で女性に飲ますには最適だろうか?