のり巻き梅飴

(2003.3)

今回食べてみたものは、

NOBEL
のり巻き梅飴 である。

キャッチは、
のり梅飴の新しい味わい!!
だ。純和風キャンディに見える。

製造者:ノーベル製菓株式会社NK
大阪市生野区巽北4-10-2
http://www.nobel.co.jp

ファミリーマートで購入。値段は・・・レシート失くしました。多分オープンプライス(笑)

パッケージ裏面に飴の図解とともに説明があった。
梅飴をのりで包みました。のりの
旨さと甘ずっぱい梅でこれまでに
ない味わいに仕上げました。

梅飴を海苔で包んだ(巻いた)と。
そのまんまじゃん。

中身ををあけて見てみよう。(左下写真参照)

うわっ、黒っ!

碁石?それとも火縄銃の弾薬?
見事な海苔コーティング。

匂いは……
海苔をしょうゆに漬けたような匂いがする。(´Д`;

海苔コーティング部分を除去してみた(右下写真参照)
海苔コーティング除去の方法については追及しないように。

はい。見事なまでの梅キャンディです。メーカー違うけど、小梅ちゃんです。


あまり食欲をそそらない黒いパッケージ


火縄銃の玉

味だが……私はコレを舐めて、イカチョコを思い出した。あれは最初チョコ。舐めているうちにイカ。

この飴は、最初は味付海苔。舐めているうちに
面白い。

これって、逆だったらもっと面白いんじゃないかなぁ。最初は梅キャンディ。んで、舐めているうちに中から「ごはんですよ」が出てくる……。しょっぱー。

はいはい、面白くないですね。

さて、こののり巻き梅飴の面白さを人に伝えたかったので、ためしにカイシャに持っていってみた。

カイシャでの私の席の、斜め前の席のO氏は、机の上に飴専用の箱を用意していて、周囲の人はその箱に入っている飴を自由に食べていいことになっている。
そのかわり、飴が少なくなってきたら食べる人は自主的に飴を買ってきて補充を行わなければならない。
まぁそんなルールでこの箱は運用されている。


海苔除去後

そこで、この飴を一袋、ざざっとこの箱の中に入れておいた。

「なんか、このSさんが買ってきった飴、じゃないですか。」

私の正面の席のI氏が言う。(Sというのは私の名前だと思ってください。)

私 「変って?」
I氏 「Sさんはこの飴食べてみたんですか?」
私 「いや、まだだよ」(大嘘)
I氏 「誰が最初に毒味をするんですか」

セリフは正確ではないかもしれないが、そんなようなことを彼は言った。明らかに警戒しているのである。
そんなに警戒していては、食べなくてはならなくなるに決まっているではないか。
そういうわけで無理やり食わす。

I氏 「お茶漬けの味がする……」

なるほど、この飴の海苔の味はそんな強烈に塩辛い訳ではない。
ちょうど海苔がお湯に溶けて薄まったような味で、しかも微妙に梅の味がする。
それはまさしくお茶漬けの味だ。

I氏 「これって少し舐めてると、ただの梅キャンディっすね。」

しばらくして、少し離れた席にいるI女史がやって来た。

I女史 「コレって、Sさんが買ってきたやつでしょう?」
I氏 「それ、お茶漬けの味がするよ。少し我慢すれば普通の飴になる」
I女史 「え゛」

おい、我慢ってなんだ。

I女史 (黙って、箱の中で微妙にこの飴を避け、別の飴を取っている)

私 「おいしいって!」(`´メ)

そんなに嫌うか?

この飴の大きな欠陥は、多くの人は、飴玉にこの味を求めてはいないって事なんじゃないかなぁ。
好きになる人は本当に好んで食べるようになると思うんだけど。