手作り煎餅(その3)

(2004.6)



当初やりたかった事というのは、トッピングによる新しい煎餅の製作なのだ。

トッピングに良いんじゃないかと思って用意したのは左写真の3品。左から、

・ヴェルデ メロンパントーストスプレッド
 (株式会社中島薫商店)
・パン工房 カレー
 (キューピー株式会社)
・いかキムチ
 (株式会社 宮古一丸水)

これらを煎餅に乗せて、一緒に焼いてみようと思う。

←トッピングしてしまうと、その面を下にして焼くことは出来なくなるので、その面を先にじっくり焼いておく。

もうそろそろ焼けたかな?

では裏返して、トッピング開始。


ヴェルデ メロンパントーストスプレッド
 (株式会社中島薫商店)

これ、去年発売になった、メロンパンの素だ。コレを食パンに塗って焼くと、メロンパン風になるってやつ。

煎餅の上に搾り出すと、あっという間に熱で溶け出し、網の下へ大流出…。凹型の煎餅を選んだつもりだったんだけどね…。
とにかく焦げたメロンパンの匂いが凄い。

まだまだ流出は続いているが、煎餅の上に多少は残ると思うので、それでいいことにしよう。

パン工房 カレー (キューピー株式会社)

これも食パンに塗って焼くとカレーパン風になるってやつなのだが、これって結局、カレーそのものみたいな感じ。粘性がかなり強いのでので、下に流れるという事はない。イイ感じで乗っかるぞ。

でも、正直、ただ単に「昨日のカレーの残りをのせました」感は拭えない。

なお、この間もメロンパンの素の流出は止まらない

いかキムチ (株式会社 宮古一丸水)

煎餅というのは米なんだから、御飯と一緒に食べると美味しいものなら、煎餅でも美味しいんじゃないかという発想から、イカキムチを選んでみた。

これもうまく煎餅の上に乗っかる。イカキムチを乗せることによって一時的に温度が下がる事になるのだが、それがどんな影響があるのか気になるが、まぁいいや、ちょっと多めに乗せよう。

なお、この間もメロンパンの素の流出は止まらない


さて、トッピングして、しばらくそのままじっくり焼く。
ちょっとこげてきたかな?でれで、焼き上がりということにしよう。

では、皿に移して試食してみる。

◎メロン煎餅
メロンパンの素があんまり固まっていない。味は甘いのだが、煎餅の裏側方面に流出した、メロンパンの素がこげてべったりついているので、苦い。
実は、このメロンパンの素……メロンパントーストスプレッドを買った時、メロンパン状になった煎餅を想像しちょっと出来上がりを楽しみにしていたのだが……この予想外の失敗に愕然である。

◎カレー煎餅
あ。コレイケるかも。
通常、カレー煎餅というと、煎餅にカレー味というか、カレーパウダーみたいなのがべったりまぶしてあったりするものだが、これはカレーのカレーらしい食感が残っている(ていうかカレーそのまま)。それがなかなかイイ。

◎いかキムチ煎餅
おお!これはなかなかいいよ。
火が通って半生となったイカキムチがアツアツだ。そして、煎餅の甘さ、半生のイカの甘さ、キムチの辛さがベストマッチ。


実のところ、メロンパンの素とカレーパンの素を買った後、もう1種類何かやろうと思って、半分冗談のつもりで、イカキムチを買ったのだ。その、半分冗談で買ったイカキムチが一番美味しいとは…。やっぱり試してみないとなかなかわからないもんだなぁ。

残りの煎餅は、カレーとイカキムチで完食。→

うーん、またやってみたいなぁ。皆さんも機会があれば試してみてね。

おわり

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