アフリカン・フェスタ2006

(2006.5)

都内の4月〜5月は、毎週のように国際交流イベントがある。先週はタイ・フェス、来週は、ジャーマンフェストだ。

で、今週はアフリカン・フェスタ。

アフリカン・フェスタ2006
2006.5.20〜21
日比谷公園

去年は開催時に、ちょうど名古屋にいて行けなかったので、今年はどんな感じかと、行って見ることにした。 (2006.5.21)

 ※過去記事 2003 2004


私が到着したのは2日目の日曜、それも午後1時過ぎ。
目茶目茶いい天気で気温も高く、絶好のフェス日和。

場内は既に人で溢れており、通り過ぎるだけでも一苦労だ。

このアフリカフェスも年々集まる人が増えているんじゃないかしら。

アフリカンサウンドに乗って、みんな大盛り上がりだ。→

アフリカンフェスに行くたびに思うんだけど、やはりアフリカの文化で一番素晴らしいのは、音楽なんじゃないかと思う。特にパーカッション!
複雑な複数のリズムが幾重にも重なったドラムの連続。それは音楽の究極の進化形の一つなんだと感じさせる。
メロディはリズムが無ければ音楽にならないが、リズムはメロディが無くても音楽になるのだ。


さて、食い物のことを書くぞ。

一昨年と比べて、食べ物を売るブースが増えていた。
しかもパンフをよく見ると、1日目と2日目で出店する国々が違ってる!あいたたたー、俺としたことが。日替わりになってるとは…1日目を見逃してしまったぜ。

そのアフリカン・フードコーナーだけれど、店に並ぶ人やら通っていく人やら、とにかく人だらけでぐっしゃぐしゃの状態。何か一つものを買うにも、どこでどのように並ばなければいけないのか、それとも並ばなくてもいいのか、どうしていいのかわからない。

1 名称不明

人が一時的にひいた隙に、ナイジェリアのブースで購入。2個で500円。
「モイモイ」と書かれた札が出ていたので、てっきりこれがモイモイだと思って買った。
ところが調べてみると、どうもこれは違うらしい。

まぁそれはいいとして、買うときに「チキンとシュリンプのどっちがいいか」というようなことを聞かれ、迷わず「シュリンプ!」と答えて買ったのだが・・・
食べてみると、これ、エビが入ってる気配ないぜ!?

何かパイのような感じのもの。味は素材の味を大切にしてるというかなんというか…薄味だ(笑)

その、てっきりモイモイだと思って買ったものが、ビールにとても合いそうな食べ物に見えていたので、一緒にビールと思われるものを購入していた。

2 MALTA GUINNESS

1本500円。買うときに「ノンアルコール!ノンアルコール!」って何度も言うので、てっきりギネスで出してるノンアルコールビールだと信じて疑わなかったのだが…
飲んでみて味にびっくり。

甘っ!

発酵させてビールにする前の、モルトシロップのドリンクなのだ。
味見してから、なぜ何度もノンアルコール!ノンアルコール!って確認してたのかがわかったよ。


カラバッシュというアフリカレストランのブースで、別なものを食べてみる。

3 ファリ

250円。
「バオバブの実入りパンダ豆の蒸しパン」とのこと。

味は付いていないので、添えられた何かポトフのようなソースをつけて食べる。
何かプチプチした食感があった。これがバオバブの実なのかな…。

食べつけないせいだろうけど、正直言って、余り美味しいものではないなぁ・・・珍味ではあるけどね。

4 ネム

「アフリカ風春巻き」とのこと。300円。

外側はいかにも春巻きだが、中はおそらく羊肉(?)のミンチと白滝を練って混ぜたものだと思う(よくわからない)。

食感はパリパリ。

今回食べたもののなかでこれが一番美味しかったよ。

最後に、キャッスルラガービール(南アフリカのビール)。500円。

これは一度だけ、しばらく前に飲んだことがある。普通に美味しいビールなのだということは、買う前から判っていた。

結局、冒険せずに買って飲んだのはこれだけだ…。


アフリカンフェスタ。

以前は、それほど食べ物を売っていなかったように思うのだが、今年、2年ぶりに行ってみて、食べ物関係のブースがやたら増えているのに驚いた。

また、アフリカの料理って、私自身まだまだ馴染みがなく、見たことのないようなものが多いと感じた。

やっぱり、1日目の朝から気合入れて来るべきだったかなー(笑)とちょっと思う。