(2007.11)
これまで、宇宙食なるものをいくつか食べてきた。 例えば などだ。 しかし、JAXAでやってるポッドキャスト、JAXA i マンスリートークの2006年7月号、「宇宙での暮らし〜宇宙食Q&A〜」を聞くと、(この時点で)市販の宇宙食で実際に宇宙に持っていっているものはゼロとのことだった。 で、ポッドキャストでは、日本製の本当の宇宙食を開発中とのことであったが、その後完成し、そのひとつが最近発売となった。 「宇宙日本食」に正式認証、ハウス食品がレトルトカレー「SPACE CURRY」を発売 先日、お台場の日本科学未来館に行った時、売ってるのを見かけて買ってきた。 前置きが長くなったが、今日はこれを食べてみるよ。 |
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SPACE CURRY宇宙日本食レトルトカレー販売者:ハウス食品株式会社 200g入り525円。 ←うんちくをちょっと読んでみる。
なるほど、無重力だから骨が弱くなるので、カルシウム強化ってのはいいかもな。 ← さて、地上での作り方(笑)に沿って、カレーをつくってみよう。 |
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お、レトルトが銀色で、なかなか、スペーシーじゃん。 って・・・そういやカレーのレトルトは、 それが普通だったか。 |
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← スペースカレー (笑) | ||
無重力状態で皿にゴハンを盛ったりはしないとは思うが、ここは便宜上、普通のカレーと同様に盛り付けてみる。 ウコン(ターメリック)を多くしてあるとのことであったが、なるほど普通のカレーに比べて、色が濃い気がするね。 味は・・・あまり辛くないかなと思わせて、結構辛い。 最初はフルーティな甘みが感じられて、ワンタイミング置いて、辛味が後からやってくる。確かにカレーの味だが、なんかちょっと違うような。気のせいかも知れんが。 味は濃い・・・と言えば濃いかな。 宇宙用だからと言って、香りも特に抑えるとか、そんな加工はされていないようで、普通にカレーの強い香りがする。 カレーのニオイが宇宙ステーションの中に充満し、他の宇宙飛行士の食欲をむやみに刺激したりしないだろうか? さて、実際に無重力の中でこれをどのように食べるのか、気になるところだ。 味は、白ゴハンと一緒に食べるのを前提とした辛さのレベルだと思うので、カレーの入った袋に、白ゴハンを入れて、揉んで混ぜてスプーンで食べるというのが、私の予想。 宇宙用の実際のパッケージは、どのようになっているのだろう。機会があったら見てみたいな。 |
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