続・沖縄ジャンクフードの旅(その3)

(2010.2)

吉野家 ゴーヤー牛丼

さて、その次の日。

那覇滞在3日目にも同じ間違いを犯し、晩ごはんを食べるのに夜遅くなってしまったため、ことごとく店が閉まってしまった。
かといって、居酒屋みたいな店に一人で入るのも気が引ける。

んで、やむなく吉野家に行ったのだが・・・

ん?「トッピング牛丼・豚丼」?

吉野家でこんなのやってたっけ?

(後でいろいろ検索してみたが、詳細は不明。吉野家のホームページにも情報なし。)

トッピング牛丼・豚丼には

  • チーズトマト
  • 辛みそネギたま
  • コーンバター
  • ゴーヤー

の4種があるが、やはりここで頼むのはゴーヤーだろう。

関東でよくある吉野家は、店の中央にカウンターが張り出し、そこを店員が行き来するタイプの店舗。

今回行った、吉野家ひめゆり通り店は、ファストフードのハンバーガーショップのようにカウンターで買って、各自お盆で席に自分で運んで食べるタイプ。

ちなみに牛丼並にゴーヤーのトッピングの注文は、「ゴーヤー牛丼並」で通じる。

普通の牛丼に、ゴーヤーと玉子を炒めたものがトッピングされる。自分で紅生姜を乗せれば、赤・黄・緑で彩りもきれいになるぞ。

ゴーヤー玉子には特に味付けはされていないように感じる。ゴーヤーの苦味は、ほとんど無いと言ってよいくらい弱く、あるのは卵の甘みのみ。

牛丼の牛肉とザクザク混ぜて食べれば、牛丼のおツユの味で塩分は充分。むしろ、牛丼のくどさなどが弱まって、すごくバランスがいい感じだ。


Jef ぬーやるバーガー

Jef(ジェフ)というのは、那覇近郊に5店舗展開する、沖縄にしかないハンバーガーショップ。一度行こうと思っていた。

ちなみにJefというのは、Japanese Excellent Foodsの略なんだそうな。

今回最終日に行ってみたのは、豊見城店。

車で行くべきだが無いので、モノレール赤嶺駅から徒歩で行く。国道沿いに1本道だが、歩くとそこそこ距離があるぞ。

敷地内にあるラーメンさんぱちも気になるが、今日はJefへ。

ここもA&W牧港店と同じく、ドライブ−インの店舗だ。

ちょうど那覇市と豊見城市の境目の高台にあるので、店からは豊見城の街が一望できる。

頼んだものは、一番沖縄っぽいバーガーと思われる「ぬーやるバーガー」。

「ぬーやる」ってどういう意味なんだろうと思っていたが、調べてみると、「ぬーやるばーがー」でウチナーグチ(沖縄方言)で「なんじゃこりゃ」って意味なんだそうで。w

ぬーやるバーガーは、ゴーヤーを卵でとじたものとスパムがゴマつきバンズに挟まってるもの。

ハンバーガーっていると、一般的には脂分も多いし、多分に体に悪そうな要素がいっぱい入ってるような印象があるが、これはそれが全くない。

味も、素材の味そのまんま。味は違うが、精神はザ・ハンバーガーインのハンバーガーを髣髴させる感じ。

ポテトも塩まみれってことはなく、これも薄味。ケチャップを自分でつけて食べる。

続く

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