パスタは味噌煮込みうどんの代わりになるか

(2005.3)

「パスタはラーメンの代わりになるか」「パスタは油そばの代わりになるか」及び、「パスタは焼そばの代わりになるか」の続きである。

今回は、ほうとう用の味噌が入手できたので、こいつでフェットチーネをがっつりと煮込んでみようと思う。

たっぷりと味噌煮込みうどんのスープを染み込ませたフェットチーネはどんな味だろうか。

セットで売っていた鍋用の野菜も用意。

カボチャ、人参、大根、白菜、しめじ、葱、三つ葉、麩が入っている。

では、やってみます。


(1) フェットチーネは残ってるのを全部使おう。多少多い気もしないでもないが、この半分だと少ない気がする。

(2) フェットチーネを食塩水で茹でる。但し、あとで味噌で煮込むことを考慮し、若干短く約5分で茹で上がりとした。

(3) ほうとう用の味噌をお湯に溶いて、沸騰させる。ちなみに土鍋は以前、100円ショップで買ったもの。

(4) (2)で茹でたフェットチーネを投入。うーむ、やっぱり麺の量が多すぎたか。まあ予想はしていたが。面倒なのでこのまま続行。

(5) 野菜類を上に乗せる。なるべく汁に浸かるように箸でつつく(笑)。

(6) 火を弱火にし蓋をして、しばらくそのまま煮込もう。




完成図

やっぱ、麺が異常に多くて、相対的に汁が少ない。作ろうと思ったときには、もっとジャブジャブの汁の中に浸かるフェットチーネを思い描いていたのだが…。世の中うまくいかないものだなぁ。

早速食べてみよう。

フェットチーネが味噌煮込みうどんのスープを程よく吸い込んでいてなかなか美味しいぞ。


七味をかけた

汁がいい感じに染み込んでいる

しっかりと煮込んだので、さすがのフェットチーネも延び延びではないかと思ったのだが、多少柔らかくはないってはいるものの、それでも煮込みうどんよりは歯ごたえがある。

パスタとしての味は損なわれておらず、それどころか、味噌の塩味と甘味が、パスタの味を引き立てている気がする。けっこういいかも。


先月より4回にわたってお送りした、フェットチーネをパスタソース以外のソースで食べるシリーズ。いかがだったでしょう(笑)。

お蔭様で、イタリアフェスで貰ったフェットチーネを全て完食することができた。

あとはイタリア人からクレームが付かないことを祈るのみだ。


完食