(2008.11)
6日目(ローマで丸一日) この日はローマで丸一日自由時間だ。 私の今日の目標は3つ、「バチカン美術館」と「真実の口」と「コロッセオ」だ。 ツアーの添乗員さんに方法を聞きながら、テルミニ駅で一日乗車券を買い、地下鉄に乗ってバチカン美術館の近くの駅まで他のツアー客の方々と移動。 地下鉄はすごく綺麗だ・・・・と、このときは思った。 (綺麗なのはたまたま最初に乗ったこの車両だけで、この後に乗った地下鉄車両は、どれも落書きだらけで、病気になりそうなくらいコ汚かった。) |
バチカン美術館 A線・チプロ駅から歩いて到着。 右側の、いかにも入口っぽいのは、実は出口。 朝は入場待ちで列ができていると聞いていたが、私らが行った時には、全く列は無かった(午前10時頃)。 |
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チケットは、カード式(14ユーロ)。絵柄は「奏楽の天使」。 それと、日本語(!)のオーディオガイドがあるので借りた。 ちなみに借りるのに、パスポートを「質」に取られてしまうので注意が必要だ(オーディオガイドの裏側に番号が書いてあって、その番号で「質」が管理される)。 |
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オーディオガイドは携帯電話のように機械を耳に押し当てて聞く方式。結構腕がだるくなるので、結局あんまり聞かなかった。 オーディオガイドにはヘッドフォン用のオーディオミニジャックが付いているので、自分でヘッドフォンを用意して持って来れば良かったのだが・・・ 昨日まで、持ち歩き用のカバンにKLMのヘッドホンを入れっぱなしにしていたが、今朝になって使わないだろと思ってわざわざ出してホテルに置いてきたのだった。 大失敗だよ。 |
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バチカン美術館の見どころはたくさんあるが、一番の見どころはやはり、システィーナ礼拝堂。 で、システィーナ礼拝堂には、なんか人がイッパーイいるいんです。もう、本当にバカかとアホかと。(ええ、小一時間、問い詰めたいですとも!) ミケランジェロの最後の審判を見て、その荘厳な雰囲気を味わいたいなら、鳴門の大塚美術館の方がいいかもしれない。 ラファエッロの間も同じ。もう大混雑だ。 しかしそれ以外なら、けっこうゆったり見ることができる。 右写真は、ピナコテカ(絵画館)の一番の目玉、ラファエッロの「キリストの変容」。 |
昼ご飯は、バチカン美術館内の、セルフ方式の食堂で食べる。 カウンターの向こう側の、黒人の店員さんにアレコレ(身振りで)頼んで、料理を取ってもらった。 大抵黒人さんは日本人に不思議と優しく接してくれる。(ミサンガ売りは除く) |
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パスタ。 ベーコンやらなにやら入った、グラタン風なもの。 けっこう普通に美味い。 (いい加減、イタリアの味に慣れてきたのだろうか?) |
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これは、てっきりアジフライか何かだと思って取って貰ったのだが、カツレツだった。 しかも、1枚でよかったのだが、2枚セットだったらしい。 歯ごたえがあって、これもなかなか美味かった。 |
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サラダ。 特にコメントは無い。 あ、そうそう、オリーブ油を取ってくるのを忘れて、後から取りに行くのも面倒くさかったので、このまんま味付けなしで食べたのだった。 |
真実の口 その後、サンタンジエロ城に登ったりして、結局バチカン界隈に、午後3時半頃までいた。 急いで地下鉄で、真実の口へ向かう。 地下鉄テルミニ駅で乗換えを間違えたり、チルコ・マッシモ駅で降りたはいいが、方角がわからなくなったりして、「真実の口」のあるサンタ・マリア・コスメディン教会に辿り着いたのが、午後4時50分頃。 なんと、午後5時に閉館だという。 ギリギリセーフだ。 |
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ええええ、記念撮影しましたよ。 私はひとりなので、どうしようかと思っていたが、撮影のための列のちょうど私の何人か後ろに、他の日本人観光客の女性が並んでいて(っていうか、化粧の仕方や髪のまとめ方からして、明らかにスッチーだったが)撮影をお願いできた。しかも撮影技術はバッチリ。 これはラッキーだったとしか言いようが無い。良かったー! (ゴメン、顔はモザイク処理しました) |
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コロッセオ その後は、コロッセオまで徒歩で移動。 コロッセオの入場は、午後3時半まで。それを予め知っていたので、入れないということはわかっていたが、一応近くまで行って見ることにしたのだ。 道がイマイチわからず、フォロロマーノ沿いに、わざわざ遠回りしてしい、周囲は日が暮れて真っ暗。 |
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外観だけというのはやっぱり残念だが、そのかわりライトアップされたコロッセオを見ることができた。 これも、ある意味ラッキーだろう。 (この撮影はセルフタイマー) |
定食 晩ご飯は、今回のツアーで知り合ったご夫婦とご一緒させて頂いた。 レプブリカ広場近くのリストランテにて(ていうか、ローマ三越の向かいだ)、良さそうなセットメニューが出ていたので、そこにする。 随分いっぱいセットになってるなーと最初思っていたが、よく見たら、SPECIAL OFFER(特別提供)の下、3行が英語で、その下3行がイタリア語で同じことが書いてあるだけみたい。 グリルで焼いたポークチョップ、ラザニヤ、トマトサラダ(それと水)。 |
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料理は第一皿、第二皿と分かれてでてくるものだと思っていたが、ワンプレートで出てきて、ちょっと嬉しい。 肉は硬かったが、値段の割にはなかなかだった。 これを食べた後、ウエイターが来てイタリア語で何やら言われ焦ったが、辛うじて「ドルチェ」だけ聞き取れた。 デザートをどうするか聞いているようだったので、要らないという意思表示をしたら「オカンジョー」って言っていた。 最初からそれ言えよ〜。 |